連載:気まぐれゲーム雑記 第623回:「日本ゲーム大賞 フューチャー部門」の12作品が何となく想定できた印象でした
気まぐれゲーム雑記
第623回:「日本ゲーム大賞 フューチャー部門」の12作品が何となく想定できた印象でした
大作志向になるのは仕方なし。
他にない、という印象も?
AZです。TGSも無事に終わり、しばらくはノンビリと更新したい感に満ちあふれています。
それはそれとしまして、「日本ゲーム大賞 フューチャー部門」の12作品が発表されました。ラインナップは次の通り。
- 英雄伝説 閃の軌跡II
- The Order: 1886
- キングダム ハーツ HD2.5リミックス
- GOD EATER 2 RAGE BURST
- サイコブレイク
- テイルズ オブ ゼスティリア
- ファンタシースター ノヴァ
- Bloodborne
- メタルギア ソリッド V ファントムペイン
- モンスターハンター4G
- 龍が如く0 誓いの場所
- Oculus Rift
[引用元:日本ゲーム2014大賞公式サイト]
Oculus Riftは異彩を放っておりますねぇ。
日本のこのラインナップは期待するのは当然でもありますが、大体期待される事も想定の範囲内といわんばかりのラインナップと言えます。まぁ、強いてツッコミを入れたいならサイコブレイクは、Steamから日本語版が無くなった事や予約しないかぎり「表現も含めた完全版は手に入らない」というあたりに何ともモヤッとする未来が見えたりもしますし、完全版なタイトルがそこそこ混じっているあたりにもヤキモキするわけですが。
このフューチャー部門は9月18日から20日までの3日間での来場者投票で決まるモノであり、ビジネスデーが2日含まれる事を考えるとやはり大作志向が強いのは仕方なしとも言えましょうか。インディーゲームが賑わっているとか色々見かけたりもしましたが、なんだかんだとそこまで強烈なインパクトという事にも至らなかった様な結果でもあります。まぁ、インディーゲームのような小さなタイトルよりも、大手メーカーの大作に期待が集まるのも仕方なしというところでしょう。
そういった意味では、Oculus RiftはVRが確かな話題の兆しを見せたという事も言えます。やはり新しいスタイルが目に見えた形として出てくるというのは、同時に大きな期待へと変わります。VRにはそれだけの価値があると言う事でしょうし、大手メーカーを含め今後どう扱っていくのかが見守られる存在になったとも言える気はします。
日本の据え置き機市場が右肩下がりになっている中、TGSの来場者数が25万人と歴代2位の多さになった話題も出ており、それは「TGSのどこに何を求めたのか」がポイントにはなりそうです。フューチャー部門の各タイトルが、「期待に沿った評価を得られる一作」になっているのを期待したいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:「日本ゲーム大賞 フューチャー部門」が発表されたんだけど、まぁ話題の大作紹介コーナー的なセレクトだったなぁと。
:来場者投票で決まるモノなら仕方がないんじゃない?
:インディーゲームとかVRとか話題なモノはあったけど、大手メーカーの大作揃いなのは仕方なしなのかなぁと。ま、今やゲームは自分で色んなモノを探そうぜ! の時代だと思っておりますし、話題なモノをやるのもいいけどそうじゃないモノもたまには触ってみるといいかもしれませんな。……そうしてSteamにぼんぼんインディーゲームが積まれていくのです!
:積まれていくことを誇るんじゃねーよ。
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