連載:気まぐれゲーム雑記 第471回:インディーゲーム開発者「今のインディーブームに乗るなら、今年か来年が限度」

気まぐれゲーム雑記
第471回:インディーゲーム開発者「今のインディーブームに乗るなら、今年か来年が限度」

どこまでもモノ作りにストイックな人達はカッコイイと思うのです。

どこまで認知して貰えるかが勝負どころ?

AZです。またもや風邪を引きそうな体調になってしまい、我ながら今年は風邪を引きすぎている事にちょっとした危惧を抱きました。

さて、海外ではインディーブームが発生しており、日本でもその波が来そうという情勢になっておりますが、インディーな開発者方曰く、そのブームは来年くらいが限度だろうと見ているようです。

多くのイベントが開催され,またハードウェアメーカーまでもが大いに注目するインディーズゲーム。だが,その未来はどうなっていくのだろうか。

 この疑問について,楢村氏とZUN氏は一様に厳しい見解を示した。楢村氏は「今のインディーブームに乗るなら,今年か来年が限度」,ZUN氏も「去年,インディーに注目して作り始めて,今年リリースというスケジュールが限界」と語っている。

 「『Mighty No.9』などが登場する2015年までにリリースするか,さもなくば『Mighty No.9』に乗っかるかがタイムリミット。今はハードウェアメーカーも注目して,さまざまなサポートに出ているが,その時期になってもインディーゲームが,彼らの望むような売上を立てられなかったら,翌年からインディーなんて注目されなくなる」という楢村氏の観測は手厳しいが,説得力がある。

[引用元:4Gamer.netさん]

おおう、かなり現実を見据えていますね。

楢村氏は、日本のインディータイトルとして知られている「LA-MULANA」のディレクターを務める方ですし、ZUN氏は「東方Project」で知られる御仁です。正直、私にとってインディーゲームは期待するようなモノが出て来やすい場でありながらも、ブームはあくまでも一過性のモノで有り、それを持続できるか否かが今後の課題になるのでは? と思っていました。しかし、第一線の現場な方々はより現実を見据えていたようです。まぁ、確かに多くの人にとって「面白い」と思えるゲームが出て来ない限りは、ブームもへったくれもないでしょう。

すでに、ソニーやマイクロソフトは自社ハードでインディーゲームの参戦を待遇するかのような扱いを発表しています。ですが、そこについても

「今はハードウェアメーカーも注目して,さまざまなサポートに出ているが,その時期になってもインディーゲームが,彼らの望むような売上を立てられなかったら,翌年からインディーなんて注目されなくなる」

[引用元:4Gamer.netさん]

という一文が全てを物語っています。ビジネスという視野でゲームを見るか、ゲームを作りたいから多少売上も考慮するのかという話です。それに対して、どちらが正しいという事もありません。達成すべき目標が違うだけの事でしょう。まぁ、それらに対してどう思うかは個人の感情で異なるとは思いますが。

実際、インディーゲームがコンシューマ機でどれくらいのブームを呼び起こすかはまったくの未知数です。特に日本の場合はどういった結果を出すかは皆目分かりませんし、PCで出る類のインディーゲームならPCで十分だと考える人も多いでしょう。

とはいっても、PC以外のハードでより多くの人に認知して貰える機会が増えたのは事実であり、今回のブーム的な流れを活かせるかどうかのタイミングに差し掛かったという事も言える気はします。とりあえずは来年までくらいが目処のようですし、日本でインディーゲームが本当に賑わうのかどうかをじっくりと見守っておきたいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:日本のインディーブームは来年くらいまでじゃね? ってな話題がでてるよーというお話です。

しゃきーんさん:ふむ。まぁ、ブームだというなら永遠に続くわけでもないからな。

しょぼーんさん:そういう事っすな。その間にどれだけ存在感を出せるかっつー話で、勝負をかけようとしている方はぜひ頑張ってもらいたいモノです。わたくしも、インディーゲーム好きだから影ながら応援しておりますよ! ……そうやってゲームは日々積まれていくのでした……。

しゃきーんさん:しっかりプレイしてけよ……。

連載:気まぐれゲーム雑記 第471回:インディーゲーム開発者「今のインディーブームに乗るなら、今年か来年が限度」に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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しゃきーんさん

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