気まぐれゲーム雑記
「影牢 ～ダークサイド プリンセス～」プレイ時間6時間でのファーストインプレッション　思考を巡らせて敵を倒す罠アクションは健在か否か

シリーズを楽しめる人なら楽しめます。

頑張って思考しましょう

AZです。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうのが口惜しいこの頃です。

さて、本日は「影牢 ～ダークサイド プリンセス～」のファーストインプレッションにまかり出ます。主な焦点は、前作から随分と久しい登場となったので、そこらへんの違いとかゲーム内容としての面白さを紹介出来ればと考えております。ちなみに、シリーズは「刻命館」の頃からすべてプレイしていて、今作はPS3版でのプレイとなります。

爽快に罠ハメしている今作主人公のレグリナさん

基本的なこと

過去作は随分と古いゲームになっているので改めてゲーム紹介をしておくと、「非力な主人公が侵入者を罠で倒す」というコンセプトの元に作られた罠で敵をひたすら倒すゲームです。非力な主人公、とあるように主人公は自分で攻撃する事は一切できません。出来る事は、罠を仕掛ける事と発動させる事です。また、今作は自分で使えるアビリティが存在しており、各ボタンに割り振る事でそれぞれの効果を得る事が出来ます。

アビリティで作業も捗る

メインとなる罠は、各ステージをクリアしてその成績で獲得出来るポイントを使って罠を習得していくことになります。種類は、「天井」「壁」「床」とお馴染みのモノになっていますが、今作からは「華麗」「残虐」「屈辱」の3つの系統が導入されています。ぶっちゃけ、どの系統を使うのもお好みです。やや「屈辱」系の罠が使い勝手が難しいモノになっていますが、大体はまんべんなく使う事になるでしょう。なお、罠の種類はそこまで多くないかもしれませんが、すべて習得すると習得した罠をアップグレードできるようになるのでそこまで心配する事もなさそうです。

アップグレードな一覧

慣れる事と知る事が重要

このゲームは罠がメインなだけに、特定のエリアで戦うことになります。自分を追いかけてくる敵に対して罠で倒すことになるのですが、慣れるまでは罠の発動タイミングを間違えたり、敵からの攻撃や自分の罠であっさりと死んだりします。通常のアクションとは違い、逃げながら罠を仕掛けて上手く発動させる、というのが一連の流れとなりますので、慣れる事が必要とされるでしょう。

一生懸命思考して、罠にハメます

また、各ステージで得られるポイント（WARL）も、上手くコンボが決まるようになるまでは非常に少ないです。ポイントがないと罠を習得できないので行き詰まってきてしまいますが、慣れてくればゲームモード「ミッション」が解放された程度の進行度でも「ミッション 001」で4000WARLくらい稼げるようになります。とにかく慣れる事が大切です。

これを元手に新しい罠を習得していけば、序盤で5000も夢じゃありません（後半にいけばもっと楽になると思いますが）

悪いところも昔通りで、各部屋に仕掛けられている既存の罠がどのように使われるかは、つかってみないとわからないというのがあります。ここらへんはもうちょっとどうにかして欲しかったと言わざるを得ませんが、それもまた仕方がないところでもありましょう。

目の前に雷が発生する像

6時間のプレイで思った事

昔から死にやすいゲームだった気はしますが、今作でもその在り方は変わっていません。昨今のゲームとしては、結構な勢いで死にやすさを感じられるでしょう。ですので、まずは操作に慣れる事や罠の性質を知る事、罠のタイミングを覚える事が最重要です。良くも悪くも過去作と変化している事はさほどなく、どの罠でどうやって倒すのか、ひたすらに思考させてくれるゲーム体験は健在だと言えます。こういう面については非常に懐かしさも感じられますし、このシリーズが好きな人にとっては問題無くプレイできるでしょう。

逆に、新規な人にとってはところどころで親切じゃない部分が感じられる可能性は否定できません。その部分を「慣れればどうにかなる」で許容できるか否かが焦点にはなりそうです。ですが、しっかりと自分が考えた罠構成で敵を倒せた時の爽快感は抜群である事に違いはありません。

私としては、このシリーズが非常に好きでずっとプレイしてきましたが、今作も結構安心してプレイできるといった様に感じられました。今までこのシリーズが好きだった人には是非プレイしてもらいたい一本ですね。

以上、「影牢 ～ダークサイド プリンセス～」プレイ時間6時間でのファーストインプレッションでした！