一週間を振り返るコラム的な何か
第81回：ついに日本でもPS4が発売された一週間

何はともあれ盛りあがって欲しいと願わずにはいられません。

久々にノンビリしました

AZです。最近はPCの前にかじりつく日々でしたが、久々に1日ノンビリと過ごしてみたら結構リフレッシュできました。

さて、2014年2月16日～2月22日までで一番見られた記事は「アナリスト曰く「PS4は2014年夏までに100万台の可能性」「任天堂はゲーム機を作り続けるべし」」でした。アナリストとは、しかと状況を見極めて見る人が納得できる論述をして欲しいモノです。他には、PS4関連の話題が多く見られており、PS4が発売されたばかりということもありますので、それ関連の話を振り返っておこうかと思う次第です。

PS4が盛りあがらないと困るのは明白……ただし、PCでゲームをする勢は除く

ついにPS4が日本で発売となりました。主要な国の中でも最後となった日本で、どのような動きを見せるのかは非常に重要なポイントとなります。とはいったところで、すでに多くのゲーム好きにとって「やりたいゲームが出たら買う」というスタンスの人は多く、初動から爆発的に行くのかどうかは懐疑的な論調もちらほらと見受けられるのが現状、といったところでしょうか。まぁ、何をいったところで発売されましたので、一週間でも待っていればメディアが発表するでしょう。

私の意見としては、どのハードも皆それぞれに盛りあがればよろしいと思うのが本音です。ですがあえて言及するなら、PS4が盛りあがらないと色々と困った事態も妄想出来てしまうだけに、大いに賑わって欲しいとも思っております。

それがどういう妄想かと言えば、ゲーム機として良く言われる「テレビゲーム」の延長的進化をしたPS4は、ゲームをする層により強くアピールした代物と言えます。Wiiの延長を目指しつつ独自路線を歩んだ任天堂、テレビとの融和を図ったけどそもそも日本じゃ始まってすらいないXbox Oneという2社は、現時点で従来のゲームプレイヤーが望むべきものとはちょっとズレたところにいます。つまり、否応がなくPS4が盛りあがらないと、日本の各社メーカーはスマホやら何やらに全力投球する恐れもあるわけです。企業が儲かる方に走るのは、ビジネスの常でもあります。

この流れで言えば、例外になる存在がPCです。日本においてPCでゲームする層はまだまだ少ないモノの、動画共有サイトでのマーケティングは大いに注目されるようになりました。さらには、Steamなど海外でゲームを安売りする存在もかなり知れているところとなり、それなりのスペックのPCが用意出来るならばPCでも問題無いという人さえいます。PCなら海外ゲームも多く揃っていますし、遊ぶゲームに困る事はないでしょう。日本で長い事下火だったPCゲームが盛りあがることになるのかどうかはちょっとした楽しみでもあります。

ただし、PCゲームでもSteamで言われる「おま国」や「おま値」に対しては日本のメーカーはぱっとしない対応ですし、昨今では日本語化された際のローカライズ云々でも色々と問題を抱えている状況で、ひたすらに賞賛するのは難しいでしょう。特に最近だと、マギノドライブが手がけたHotline Miamiのローカライズは、フォントで世界観を破壊できるというお手本にも見えてしまいました。英語よりは日本語の方がストーリーはわかりますが、それでも微妙な翻訳もところどころに見られますし、やる気あるなら全力出せと言わざるを得ません。まさか、インディタイトルでこのような代物が出てくるとは思いも寄りませんでした……。

話を戻しまして。PS4が発売されたということで、これで日本のゲーム市場は残すところXbox Oneだけですが、大体は5～8年程度それらのハードでゲームが出てくる事になります。各ハードが今後どういった盛りあがりを見せる事になるのか、しかと注目しながらより良いゲームが出てきてくれるのを願いたいものですね。