連載:気まぐれゲーム雑記 第448回:「DQM スーパーライト」の“金の地図ふくびき”の提供割合が公開された件
気まぐれゲーム雑記
第448回:「DQM スーパーライト」の“金の地図ふくびき”の提供割合が公開された件
確率アップはたかが知れていたんですかねぇ。
はてさて、ガチャの行く末や如何に?
コンシューマorPCゲームブログではありますが、ネタがなかったらソシャゲ、スマホゲーの話題も平気でやるAZです。ハードを気にせずゲームを楽しむ身としては、知っておいた方がお得と思える事もあるのです。
さて、先日スクエニの「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」が話題になっている事をご紹介しました。そして、進展があったようなのでまたもや取り上げさせて貰います。
一番の問題は極めて低確率でしかレアが出ないと言われている“金の地図ふくびき”ですが、ジェム(100個100円で買い、金の地図ふくびきをする)消費数を変更する事と提供割合を表記するという形での解決を試みようという事になったようです。
金の地図ふくびき」のジェム消費数の変更
ひとつめのお知らせとして、より多くの方が「金の地図ふくびき(※)」をご利用いただけるように、消費するジェムの個数を「300個」に変更いたします。
500個 ⇒ 300個
「金の地図ふくびき」提供割合について
ふたつめのお知らせとして、「金の地図ふくびき」の新しい提供割合についてお知らせいたします。
Sランク… 1.3% ⇒ 3%
Aランク… 4% ⇒ 6%
Bランク… 10% ⇒ 18%
Cランク… 45.7% ⇒ 48%
Dランク… 39% ⇒ 25%
[引用元:スクウェア・エニックス BRIDGEさん]
どうなのでしょうね? この割合は。
そもそも、リリース時に記念として「りゅうおう」の地図の出現率がアップするというキャンペーンをしておりました。どれくらいアップしていたのかはわかりませんが、りゅうおうが全然出ないという話題はすでに出ていましたし、元々Sランク内でもモンスター単位で出現率が違ったりしたら何ともアレなところではあります。
そもそもにガチャ商法は究極的なところ、どれだけプレイヤーに課金して貰えるよう仕向けるか、という商法です。プレイヤーを課金へと仕向けるものはキャラクターであったり何だったりとゲームによりにけりではありますが、昨今問題になっているのは価格と確率のバランスが取れているのかどうか、という一点に尽きます。ソシャゲやスマホゲーの類が好きじゃない人達にとっては、そこらへんがネックとなる部分なのでしょう。いやまぁ、パッケージにはパッケージの問題がありますけど、それはまた機会があれば。
こうまで炎上したのは、ドラクエブランドだったということとプレイヤー達の間でガチャに対し問題意識があったのは間違いないでしょう。今後、ガチャに対してそれぞれのメーカーはより慎重にやっていくことが求められる事になります。また、ユーザー保護の観点からみれば、プラットフォームであるAppleやGoogleがどう対応するのかも注目されるところです。AppleやGoogleは、金稼ぎよりもユーザー保護を優先するでしょうし……。
今後、ガチャの行方がどうなるのかはわかりませんが、「DQM スーパーライト」に端を発した一件はどういったところに着地するのかは見どころとなります。各メーカー様におかれましては、ゲームっぽい金稼ぎシステムではなく多くの人に喜ばれるような代物を作っていって欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:DQM スーパーライトの一件で動きがあったので、ちょいとばっかし書いてみました。
:まぁ、これでどのメーカーもガチャに対してそれ相応のバランスを取るのかね?
:元々Appleあたりはガチャ商法をグレーっぽく見てるっぽいし、メーカーで対応が違うんじゃない? ぶっちゃけ、やったモノ勝ちのチキンレースだってのは今でも変わらないだろうし。ま、ソシャゲはそんな話題があるけど、我らは変わらず楽しめるモノを楽しもうぜってことで。……とりわけ、StarboundとかCiv5をプッシュしておくよ?
:……貴様は、その2つがほんとに大好きだな……。
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ガチャと言うより、これはもうパチンコと言ったほうが正しいのでは…。
ガチャ商法に頼るメーカーもアレだし、それに大金を賭ける消費者も大概だと思うのでどちらにも同情できないのですが、子供も遊べるゲームでパチンコ的なシステムが存在するのはヤバイんじゃないかなぁ…。