気まぐれゲーム雑記
第424回：ソニーがクラウドゲーミングサービス「Play Station Now」を発表した件

Gaikaiの技術はどこまで盛り上げてくれるのか。

ついに発表されたソニーのクラウドゲーミングサービス

新年早々風邪を引いて、未だ継続中のAZです。咳き込みすぎて胸が痛くなりました。

そんな私の体調とは関係なく世間様は動き出したわけですが、ソニーがCES 2014にてクラウドゲーミングサービス「PlayStation Now」を2014年夏にサービス開始予定（今のところアメリカの話）であると明かしました。

2014年1月7日、アメリカのネバダ州ラスベガスで開幕したCESで、ソニーの平井一夫CEOによる基調講演の中で、クラウドゲーミングサービス“PlayStation Now”が発表された。

［引用元：ファミ通.comさん］

ついに出てきましたね。

以前ソニーはクラウドゲーミングサービスのGaikaiを買収したことで、その用途が注目視されていました。今回の発表で、ついにソニーのクラウドゲーミングサービスがヴェールを脱いだ事になります。

今回発表された「PlayStation Now」は、プレイステーションのライブラリーをPS4/PS3/Vita/スマートTV/タブレット/スマートフォンからストリーミングで遊べるというサービスになります。BraviaのHDTVは2014年モデルから対応するらしいので、Vita TVの用途がちょっと生まれた……かもしれません。

気になる料金については、定額制とタイトルごとのレンタルが予定されているそうで、どれだけの価格帯に揃えてくるかが見どころでしょうか。また、アメリカでは今月末からベータテストが開始され、夏には正式サービスが開始されるそうです。

また、PS2やPS3のタイトルも対応するという事になっており、今後どういったタイトルが揃う事になるのかが一番注目されるところでしょう。価格とタイトルラインナップのバランスが上手く取れてこそ上手くいくサービスでしょうし、上手くゲーム市場そのものを盛り上げていくような形になっていって欲しいモノです。

私が気になる部分としては、タブレットやスマートフォンは対応していくのにPCではサービス展開がないところでしょうか。やはり、PCとは一線を画したサービス展開にしたいという思惑が見え隠れしない事もありません。今後、日本ではこのサービスがどのようなタイミングで登場する事になるのかまだまだわかりませんが、大いに注目しておきたいサービスですね。