気まぐれゲーム雑記
「キャッスルストーム」のファーストインプレッション　オフェンス要素がついたタワーディフェンス

使い分けが肝心なゲームのようです。

オフェンスにディフェンスは紙一重だと認識できます

AZです。ボッチですので風邪で声が出ないのは良しとしても、咳き込んで目覚めるというのはいささかシンドイモノがあります。

さて、本日は「キャッスルストーム」なるゲームのファーストインプレッションです。このゲーム自体はちょっと古めでXboxLiveで2013年5月29日配信から配信されているゲームですが、PCでも配信されていてそこそこな楽しさを提供してくれた気がしないこともないので、ご紹介しておこうと思った次第です。まぁ、Steamのセールで安かったから買ってみたというのもありますが……。

結構シンプルなTOP

このゲームは、タワーディフェンスにオフェンスのアクション要素を加えたタワーディフェンスの亜種っぽい代物です。攻撃手段は大きく分けて3つ。自分でバリスタの狙いを定めて攻撃する飛び道具。自キャラを時間限定で出現させて、自身で闘う事ができたりする呪文。そして、呼び出せば勝手に闘ってくれる軍隊です。この3つを駆使して、目的を達成していくことになります。わかりやすく言えば、よくあるタワーディフェンスの大砲が自分で狙えるようになった代物、と見て良いかもしれません。

放物線を描いて発射される羊さん

頑張る親父ことガレスさん

強化してもたかがしれる安価な剣士ラッシュ（青が自軍）

モードは、キャンペーンモードから戦闘だけを楽しむ小戦闘などがありますが、キャンペーンモードをこなしていく事で武器が解禁されていきます。チュートリアルも兼ねたものなので、自然とキャンペーンモードをプレイする事になるでしょう。キャンペーンモードの各ステージは目標がありますので、それを達成していくことになります。

目標にボーナスがちゃんとわかる……けど、戦闘中は忘れがちになる

本作は、武器の強化はもちろんの事、自キャラから兵士に至るまで強化する事ができます。また、ステージによってはバリスタの攻撃などで敵の城を破壊するといった要素もあるのですが、最大の特徴として自分の城をパーツ単位で作り上げる事が可能です。パーツには効果がある物からないものまで揃っており、例えば軍隊でも一番弱い「剣士」を使うには、剣士が雇えるようになるパーツを城に組み込んでおく必要があります。また、当然ながら敵もプレイヤーの城を攻撃してきますので、バランスの良い城の形が求められます。

ジオラマっぽくて何となく楽しい

タワーディフェンスでありながら、アクション要素を取り入れたことでゲームとしては凄く忙しいゲームになっています。自分なりの攻略方法を作り出すのにある程度時間がかかるかもしれません。ですが、やることが多いが故に忙しいゲームでもありますから、上手く目標を達成できた時はそれなりの達成感を得る事ができます。比較的安価な作品ですので、タワーディフェンスでも少し変わったモノがしてみたいと思っている人にはちょっと触って見て欲しい一作ですね。
ただし、バリスタは自分の軍隊にも当たってしまうなど操作が思った以上にシビアなので、細かい作業が苦手な人にはオススメし辛いかもしれません。