気まぐれゲーム雑記
第419回：2013年を総括してみよう：PS3編

代わり映えもなく、淡々と。

いつも通りな感じ？

「もういくつ寝るとお正月」の秒読み段階に入った世間様ですが、掃除が終わらないAZです。掃除にブログ、そして年末の修羅場を超えなければならないのが辛いところです。

さて、先日のスケジュール通り、本日はPS3を振り返ることにします。とはいっても、話題は次世代ハードであるPS4に持っていかれており、個々のタイトルが少々話題になったくらいでしょうか。

何はともあれ今年話題になったのは、「ジョジョASB」「ドラゴンズクラウン」「GTA5」のラインナップでしょう。ジョジョASBはネガティブな意味合いで話題騒然となり、メーカーやメディア、プレイヤーの在り方について考えさせられた一件に発展しました。信用とはなんぞ？　という問いかけをしてくれたタイトルとも言えます。逆に「ドラゴンズクラウン」や「GTA5」は、売れ行きもさることながらゲーム内容もポジティブなモノが多く、話題性も富んでいました。

また、一部のタイトルにおいてはPS3版よりもVita版の方が売れるという、据え置き機の存在感や如何に？　とも思える状態が垣間見えたりした一年でもありました。ですが、日本でGTA5が売れ筋になったのは海外ゲームファンにとっては嬉しい話ではないでしょうか。まぁ、逆に日本の各メーカー様方はこの状況を見てどう思うのかが気にはなりますけど。

今年プレイしたPS3ゲーム

では、ここらへんで閑話休題的に、私が今年プレイしたPS3のゲームを一覧にしておきます。

• メタルギアライジング リベンジェンス
• 三国無双7
• ドラゴンズドグマ ダークアリズン
• ドラゴンズクラウン
• GTA5
• テラリア

オススメは、躊躇することなく「ドラゴンズクラウン」と「GTA5」で確定です。そもそもそのジャンルが好きじゃないと話にはなりませんが、ドラゴンズクラウンは2Dベルトアクションらしい楽しみがありましたし、GTA5も現代風な仮想空間を見事に作り上げた作品となっています。

逆に、メタルギアライジング リベンジェンスは、QTEがマッチングしてないというよりも苦行だった類です。アクションはかなり骨太の本格的な仕上がりで良かったとは思いますが、そのアクション性にQTEがついていけなかった感触ですね。人を選ぶタイプではあると感じました。

どれだけPS4への移行がスムーズに進むのか

さて、話を戻しまして。
2014年2月22日には、日本でもPS4が出ます。ですが、PS4が爆発的に普及するか？　と問われたら、中々難しいモノがあるとも思っていたりします。

その理由としては、PS4を牽引出来るような「日本人に好まれるゲーム」が登場していないからです。もちろん、キングダムハーツ3やFF15は売れますし、牽引する力も持っているでしょう。ですが、PS4登場時に出てくるわけでもなければ、来年出るという保証もありません。以前も、日本は世界から見て独特な市場を形成しつつあると書きましたが、そういう事もあり「日本向けのタイトル」しか売れにくいのが現状となっているわけです。

ともなれば、PS3とのマルチタイトルでもあるメタルギアや龍が如くといった日本でもしっかりと売れるタイトルはPS3のままで良いという人も多いでしょうし、まだまだ当分の間はPS3が活躍し続ける事になる……といった感じに捉えています。現に、ペルソナ5はPS3で来年の冬に登場しますし。……いやまぁ、その間にPS4市場が日本でも活気付くような事があれば、また対応するのも企業だとは思いますが。

PS3の今後は、次世代機がどれだけ普及するかで変化してくるでしょう。PS4はVitaの時みたいにジワジワと来るかもしれませんし、何かをきっかけに一気に爆発するかもしれません。ですが、それ次第で流動的に変化していく事になる、とは思っております。とはいっても、当面はPS4でPS3タイトルはできないわけですから、それ相応に存在感は出し続けるとも思う次第です。すべては次世代機の賑わい方次第ではありますが、2014年も良いタイトルが出てきて賑わせてくれることを期待したいものですね。