連載:一週間(2013年11月17日~11月23日)を振り返るコラム的な何か 第70回:なぜだかQTE談義が盛りあがった一週間
一週間を振り返るコラム的な何か
第70回:なぜだかQTE談義が盛りあがった一週間
事細かい事を気にする性格だったのだと今更知りました。
作る事は楽しいけどストレスも溜まる
作りたいモノの理想と完成品がほんわかズレている場合、意地でも修正したがるタイプだったのを今更知ったAZです。早くこのストレスから解放されたいです。
さて、2013年11月17日~11月23日までの一週間は、海外じゃPS4やXbox Oneが出て賑わいを見せている中、日本ではさほどビッグニュースがあったわけでもなく、年末商戦が始まる前段階という雰囲気でしょうか。そろそろ盛りあがって欲しいなぁとは切実に感じるところです。
で、今週当ブログで一番見られた記事は、「ThiefがQTEを全撤去したというので、今更ながらQTE談義でもいかがでしょう?」でした。QTEには、色々と物申したい諸兄が多いとお見受けしたのでそのことについてと、Xbox Oneが1日で100万台突破したあたりの事でも振り返ろうかと思う次第です。
QTEほどしっかり考えないといけないシステムもない
ThiefがQTEを全排除したというのはすでに伝えたところですが、QTEはお手軽なシステムのように見えてかなり使いどころを選びます。本来ならば爽快感が得られるシステムだったはずなのが、ややこしいボタンの連続で達成する事に変化していたり、ペナルティがついてしまったりと、プレイヤーに素晴らしいくらいストレスを与えてくれる代名詞になりかねない勢いを得てしまいました。
もちろん、QTE自体のすべてを否定する気はありません。「ゴットオブウォー」や「ダークサイダーズ」のようにアクションでも上手く融合させたものや、「HEAVY RAIN」や「BEYOND」のようなQTE的な操作を主軸においたものもあります。ただし、「アスラズラース」は方向性として、少々迷走していたと言わざるを得なかったでしょう。
QTEに限った話じゃありませんが、ストレスを溜めないようなシステムこそが喜ばれやすい傾向にあるのは間違いありません。しかし、それは別に簡単にクリアできるようにするというのと同列に見てはいけないという事も言えます。簡単にクリアできることこそ最高だというのなら、死んで覚えるタイプのゲームな代表格である「デモンズソウル」や「ダークソウル」は駄作になってしまいます。ゲーム本来の楽しさと、クリアする事の面白さは別問題であるケースがあると言う事でしょう。
そこを踏まえてでも、QTEは多くの人にとって上手く使わない限りはストレスを感じやすいシステムです。以後、QTEが廃れていくことになるのか、またはQTEとゲームシステムのパーフェクトな融合を目指すゲームがでてくるのかはわかりませんが、多くのプレイヤーにとって賞賛されるQTEが出てきて欲しいモノですね。
Xbox Oneも1日で100万台突破
Xbox Oneが海外で発売されましたが、PS4と同じく1日で100万台突破したことを発表しています。まずはおめでとうございます。
100万台売れたという事で話題になれば、それだけ多くの人の興味を引きつけることになります。我らゲーム大好きっ子からすれば、PS4だろうとXbox Oneだろうとソフトがあってのものだろうよ? という冷静なツッコミを入れる事も可能ではありますが、ハードメーカー側はゲーム大好きっ子以外にもアピールしていかないとやっていけません。グローバルなゲームビジネスとは、そういうものになっているようです。
まずは両方とも幸先の良いスタートのようですが、今後どれ位伸びるのかを見守っていた方が話題性としては重要でしょう。PS4もXbox Oneもどのように盛り上げていくのかが最大の注目点であるに間違いはありません。あ、Wii Uもですけど。
F2Pやらアイテム課金やらDLCやらゲームビジネスが多様化する中での次世代機登場となりましたが、今後据え置き機がどれほど頑張ってくれるのかは生暖かく見守りたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今週は、なんだかQTE談義が一番盛りあがっておりました。
:たまにはそういう時世から離れた話題もいいんじゃね?
:QTEのすべてが駄目っていうつもりは毛頭ないんだけどね。でも、上手くやれていないゲームの方が圧倒的に多いのは確かだとも思いまする。……QTEさんを採用するゲームはどんどんなくなっていくのかねぇ……。
:良い成功例ができない限りは、そうなっていくのも時代の流れなんじゃねーの? ……まぁよくわからんけどさ。
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