連載:気まぐれゲーム雑記 第358回:今後ゲームの価格はどうなるのかが気になって仕方がない

気まぐれゲーム雑記
第358回:今後ゲームの価格はどうなるのかが気になって仕方がない

値段って重要なファクターです。

価格改定は当たり前です

ラーメン番組を見て紹介されている店とは全然違う店のラーメンが食べたくなる、欲求に素直なAZです。好きなラーメンはつけ麺です。

さて、何やらアップルのApp Storeが為替レーティングを理由に価格改定を行い、値段を引き上げた事が話題になっております。

アップルが日本の「App Store」で価格改定を行い、アプリやアプリ内コンテンツの価格が引き上げられた。円安を反映させたという。

[引用元:J-CASTニュースさん]

で、J-CASTでは、パズドラの「魔法石」なども値上げされ、事前に告知が無かったことによる批判が出ているということで、パズドラのプロデューサーである山本大介氏が釈明したと紹介しています。

本件はアップルストア内での話なので、パズドラに限った話じゃないなんて事は当たり前なのですが、そういった事を理解しないプレイヤーが多い現実は何とも言えないモノを感じさせてくれます。海外のドルを使用した買い物(Steamなりアメリカアマゾンなり)をすれば、為替レートに依存する形での支払いとなるのは当たり前でして、そんなに批判が出るモノかなぁ? と。

App Storeは、アプリの価格をアメリカドルで換算しています。日本での円高を受けて今回レート変更されたわけですが、前回の価格改定はといえば、2011年7月に1ドル115円換算だったものが1ドル85円と値下げを行いました。ということは、今回は当然の結果でもありましょう。値下げは喜び、値上げは批判するというのは世の常だと痛感します。

こういった一連の動きをみていると、グローバル展開なりApp Store、Google Playなどでドル換算されるのは仕方がないとしても、今後ゲームの価格というのはどうなるのかが非常に気になります。先日も、インディーズタイトルにローカライズ価格を加味するのはやりすぎたらだめじゃない? といった趣旨の記事を書きましたが、パッケージにF2P、インディーズのような格安タイトルなど、それぞれどういったバランスになっていくのかはユーザーにとって非常に重要な話です。

パッケージが売れづらいと言われている中で、F2Pらしきプレイスタイルに全力投球したバンナムや、パッケージに比べたら格安なインディーズなど、ユーザーにとっての選択肢が増えてきました。ゲームの価格は、その人にとって面白さの価値を示す指標とも言えます。どのようなゲームがどれくらいの価格なら納得できるのか、という視点で発売されていくゲームを見てみるのも良いかもしれませんね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:なんか、アップルのApp Storeが値上げしたっつー話なんだけど、価格は納得できるかどうかの価値なんだろうなーって思ったわけですよ。

しゃきーんさん:まぁな。高くても納得してりゃ買うだろうし、納得出来なきゃ買わないだけだし。

しょぼーんさん:だからこそ、インディーズタイトルにローカライズプライスが加味され過ぎるのはどうかと思っちゃうし、逆に高い値段を出すのに修正パッチをたくさん出さないといけなくなったタイトルもどうかと思えちゃうんだよね。それに、F2Pだと満足させながらお金を払うようなバランスじゃないとゲームとしてどうかと思えてきちゃうし。……要するに、我らはわがままなんですな!

しゃきーんさん:わがままかもしれんが、ユーザーの欲求を満たすように仕向けていくのが、各メーカーのやらないといけない事なんじゃねーの? 娯楽ビジネスってそういうもんだと思うしな。

連載:気まぐれゲーム雑記 第358回:今後ゲームの価格はどうなるのかが気になって仕方がないに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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