連載:気まぐれゲーム雑記 第355回:ソフトバンクがスマホゲームの世界大手スーパーセルを約1500億円で買収、ソフトバンクがゲームに本気を出してきた感
気まぐれゲーム雑記
第355回:ソフトバンクがスマホゲームの世界大手スーパーセルを1500億円で買収、ソフトバンクがゲームに本気を出してきた感
何やら国内もスマホゲームが慌ただしくなってきました。
時代の変化というより、多様化である
AZです。台風が来るというと、ろうそくを用意したい気分になるタイプです。
ところで、ソフトバンクがスマホのゲームでも世界的な大手であるスーパーセルを約1500億で買収するという電撃行動に出ました。
ソフトバンクはスマートフォン(スマホ)向けゲームの世界大手、フィンランドのスーパーセル(ヘルシンキ)を買収する。約1500億円を投じ同社の株式51%を取得する。ソフトバンクは同様にスマホ向けゲーム世界大手で子会社のガンホー・オンライン・エンターテイメントとスーパーセルでゲーム開発のノウハウなどを共有する。スマホが世界的に普及するなか、ゲームなどの有力コンテンツを確保することでスマホ時代の成長の原動力とする。
[引用元:日経新聞さん]
誰も予想できなかっただけに、まさにブリッツ(奇襲作戦)と言えます。海外で流行っているっぽいゲームをベースに、日本でも展開しようと目論んでいた企業は多かった事と思いますが、その一歩先を行くかのような「企業そのものを買収しちまえ」という発想は、実にビジネスライクで面白い。今、ソフトバンクは世界最大手とも言えるスマホゲーム会社になったわけです。
据え置き機とスマホ市場の関連性は何とも言いがたいところですが、最近スマホ市場ではドコモが今冬からドラクエシリーズの配信を開始するという事で、ほのかに話題となりました。無関係とは言いがたいでしょう。まぁ、面白くない人にとっては面白くない話題であるというのは理解できますが。
スマホの性能が上がれば、自然と現行のゲーム専用機に近づいていきます。それを超える日も近いと叫ばれていますが、ゲームを提供する側はビジネスとしてそれを保っているので、スマホへの活路というのも見出しておかないといけないのが現状です。現行のゲーム機が好きな人達にとっては何ともモヤっとした話ですが、それが現実である以上致し方がないところでしょう。……まぁ私自身は、ゲームはコントローラかキーボード&マウスでプレイしたい派でして、ディスプレイが汚れるタッチやフリックは苦手な部類なんですけどね。
数年後、今あるスマホゲーム市場というのがどのように変化しているかはわかりません。ですが、日本では、スマホをゲーム機代わりとして使っているという人達もいるくらいなので、そういった部分へ注力するメーカーも多々出てくる事は予想されます。更には、今ゲームビジネスの在り方が色々と変化していて、スマホに注力しているスクエニや、家庭用にF2Pをどんどん持ち込もうとしているバンナムなど、ゲームをする人がプレイしやすくなるような多様性が生まれつつあります。そういった中でどのようにゲーム専用機が存在感を出していくのか、しかと注目しておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:ソフトバンクが世界大手のスマホゲーム会社を買収したってんで、概ね世界最大手といっても過言じゃないくらいのスマホゲーム会社にもなったよーってなお話です。
:それって、据え置き機とか携帯ゲーム専用機とかのジャンルに関係あるの?
:基本は隣の庭でもいいんじゃないかな。でも、スマホの性能がもっと上がってゲーム専用機じゃないといけないわけじゃない、みたいな時代になったら現実味を帯びてわかってくる話になるのかもしんない、とは思う。……ま、わたくしはコントローラかマウスとキーボードでゲームをプレイしたいタイプなんで、そちら関連の開発者様方におかれましては、精一杯頑張って頂ければと思う所存でございます。
:スマホ市場の動向も、なんとなーく知っておいた方が損はないってくらいの話題なのね……。
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