連載:気まぐれゲーム雑記 第338回:パッケージ版とデジタル版は共存していけるらしい
気まぐれゲーム雑記
第338回:パッケージ版とデジタル版は共存していけるらしい
どちらも大切です。
マイクロソフトが思う、パッケージとデジタルの違い
部屋が蒸し暑いのでエアコンをつけるべきか否かに一日中悩んで、結局つけずに一日が終わってしまった、悩める人ことAZです。寝苦しい日々が続きそうです。
さて、Xbox Liveのプロダクト・マネージャーPav Bhardwaj氏がパッケージとデジタルは双方に共存していけると謳っています。
Pav Bhardwaj: 私はデジタルが増加してパッケージが減少するとは信じていない。実際は市場全体が成長すると考えているんだ。どちらにも居場所はあると思う。製品を物理的に手にしたいと望む客層もいるんだ。スチールブックの限定版を欲しくない人なんていないだろう?誰でも欲しいはずだ。と同時に、デジタルを望む客層も存在する。
[引用元:Choke Pointさん]
パッケージが減少するかどうかはさておくとして、市場としてパッケージとデジタルが住み分けされていくという意見にはまったくもって同意です。一度ディスクレスでのプレイを体験してしまったらパッケージが億劫に思えてくる面も否定しがたいところではありますが、それでもパッケージがあると安心してしまう年代でもあるからでしょう。
とはいっても、Steamのような完全ID制でタイトルをすべてアカウントに紐付けられているものがPCゲーム市場を席巻しているのは確かで、現状パッケージが販売的に苦戦しているとされる中、バンナムのように全力でF2P戦略を据え置き機に持ち出してくるメーカーも出てきました。
9月19日、バンダイナムコゲームスは同社ブース内にて、ステージイベント「“F2Pタイトル”4タイトル 戦略と今後の展開」を開催した。
[引用元:Game Watchさん]
まぁTGSでの話ですが、F2Pの行く末は今のところPay to Winなのか、Play to Winなのかに絞られていくとは思っています。要するに、課金をしないと勝てないのか、プレイするだけで勝てるのか、の違いです。そういう話は、以前「EAがF2Pに本腰を入れてくる」とか「スマホ市場でセガを中心にゲーム連合を結成した事にみるF2Pとかそんな感じ」でも何となく触れてはいます。バンナムのF2Pタイトル群はどちらなのか、フタを開けてみるまでのお楽しみといったところでしょう。
このようなF2Pはデジタルだからこそ出来るやり口ですが、基本的にパッケージとデジタルに明確な違いはさほどありません。よほどメジャーにならない限りインディーズはデジタルを主流にやるでしょうし、大手はパッケージもデジタルも両方やっていく事に変わりはないわけです。
パッケージとデジタルは、どちらにも一長一短があります。だからこそ、バランスの取れた需要と供給がきちんと行われるよう、各メーカーは頑張っていって欲しいものですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:マイクロソフトの人がパッケージとデジタルは共存できるぞーって言ってるんで、思うところを徒然なるままに書いてみました。
:ちょっと前にも日本でアレコレ議論があった気がしないこともない話題だな。
:デジタルならフルインストールになるから、その分早くなるとか何だとかあるだろうし、でも物理メディアがあればあったでメリットはあるし、お好みの問題っすな。……わたくしとしては物理メディアが好きなので、極力パッケージでいきたいモノだけどネー。
:Steamから購入したタイトルはすべてデジタルだがな。
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