連載:気まぐれゲーム雑記 第237回:ゲーム情報の出し方に変化が見られた気がしないこともない、と言う話題

気まぐれゲーム雑記
第237回:ゲーム情報の出し方に変化が見られる気がしないこともない、と言う話題

時代の流れかもしれません。

新しい情報の出し方?

モンハン4の発売日が9月14日に決定しました。
日本において、モンハンというブランドはもはやハンティングアクションとして確立されたもので、ハードを牽引するほどの力を持っています。内容においてはマンネリ化とか何だとか色々叫ばれている部分もありますが、4ではそういった部分がどのように変化するのかは楽しみにしたいところです。

さて、そんなモンハン4の情報の出し方は常に変わっていました。初出がニンテンドーダイレクトで、その後の細かい情報は雑誌や公式サイト、そして発売日はまたニンテンドーダイレクトと来ています。これは、かなり重要な変化です。
というわけで、今日はそんなゲーム情報とメディアが変化しつつある、という話題をしてみようかと思う次第です。

ソーシャルゲーム業界も変化しそうな流れ

今までの情報の出方は、雑誌で告知する事がほとんどでした。ファミ通や電撃が日本のメインどころでしょうか。あとはVジャンプや週刊少年ジャンプあたりですね。

今回のモンハンの情報の出し方は、先にも書いたとおりニンテンドーダイレクトで大きな情報を発表しました。これは、雑誌だと情報がフラゲでネット上に流れてしまう事を懸念しての事でしょう。また、毎年恒例でもありますが、テイルズ オブ フェスティバルでテイルズの新作が発表されるなど、雑誌媒体を使わない手法をとっていることで、新鮮さをアピールしているタイトルもあります。

今やWEB上にはフラゲ情報が氾濫しています。真偽のほどはさておいて、雑誌発売の2日前程度には大体予想がついてしまっていて、そこに大きな新鮮味はうまれなくなっています。そもそも雑誌を読まなくても情報を仕入れられてしまう世の中になっているのもポイントでしょう。メーカーは公式サイトを作り各タイトル内容をアピールしていますし、ニンテンドーダイレクトを筆頭にセガなまやFF14プロデューサーレターLIVEなど、どのゲームメーカーもWEBの生放送などネット上でユーザーに直接訴える機会を設けるようになりました。ここらへんは、本来雑誌メディアが担当していた部分です。

もちろん、WEBへのアクセス手段をもっていない人にとって、雑誌媒体は非常に重要なものとなります。また、雑誌での情報は信憑性がかなり高いので、正確さも確かなものでしょう。……たまにアレですけど。
しかし、時代はどんどんWEBの方向へ進んでいっているので、雑誌にも違った価値観が求められるというのは、何となく感じた事がある人もいるのではないでしょうか? DLCなどに活路を見出したところで、雑誌内容よりDLC目当てで雑誌を買っている、なんてことになってしまっては、本来の価値はどこにあるのかがわからなくなってしまいます。

当然ではありますが、日本ではまだまだゲーム雑誌の価値は高く、その存在感を高くアピールできています。ゲーム情報の出方やメーカー、メディアの対応などの要素が今後どういった方向へ進むのかはわかりませんが、それらの情報を見るのはユーザーです。ユーザーにとって、より良い情報を提供してくれるのを期待したいものですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:今回のモンハン4の発売日発表がニンテンドーダイレクトだったっつーのを見て、時代は変わってきたなぁと実感したわけですよ。

しゃきーんさん:ふむ……。ゲーム雑誌が欲しい理由は、本来なら情報が欲しいからだしなぁ。

しょぼーんさん:DLCを付けるのもいいんだけど、もっと他の付加価値も必要かなーとは思う次第。クリエイターインタビューとかは貴重だし、著名な方のコラムも有益だけどね。でも、メインたるゲーム情報はWEB上にいっぱい転がってる状況になっちゃってるから、雑誌は雑誌で頑張って欲しいもんですなぁ。……どうすればいいかは皆目思いつかないんだけどネー。

しゃきーんさん:……情報の扱い方は一筋縄じゃうまくいきそうにもないってのが何となくわかったわ……。

連載:気まぐれゲーム雑記 第237回:ゲーム情報の出し方に変化が見られた気がしないこともない、と言う話題に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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