連載:気まぐれゲーム雑記 第231回:Xbox Oneの日本展開への期待と不安で悶々とする、と言う話題
気まぐれゲーム雑記
第231回:Xbox Oneの日本展開への期待と不安で悶々とする、と言う話題
期待したいけど素直にできない大人心のようなものです……。
Xbox Oneの日本展開
先日Xbox Oneが発表されてから、海外ではそちら関連のニュースが話題となっています。
一方で日本はと言えば、日本マイクロソフトが公式に発表したくらいでそれ以上もそれ以下もありません。流石にあの同時通訳的な動画は分かり辛すぎました……。
そんな中、日本展開についてマイクロソフトのフィルスペンサー氏がIGNのインタビューに答えました。詳しくはこちら。
まとめると以下の通り。
- そう遠くない未来に、嬉しい発表ができると思う
- 日本のクリエイターにコンテンツを提供してもらい、世界のオーディエンス(Xbox Oneユーザーを指している)に紹介することを考えている
- 地域毎の詳細は後日発表
こんな感じです。
というわけで、本日はそんなXbox Oneの日本展開がどうなるのかをあれやこれやと書いて見ようかと思う次第です。
期待と不安を見事に入り交ぜた
現行機であるXbox360の日本での状況は、実に世知辛いものになっています。
最近ではメタルギアライジングの360版が日本だと発売されなかった理由として、ブランドとして売行きが宜しくないような状況だったから、という話もあります。360を持っている身としてはなんとも残念ではありますが、やはりゲーム開発は企業が行っているモノで、売上を出せない以上はしかたがない判断でもありましょう。
そのような日本での下地があるので、Xbox Oneは期待と不安を入り交ぜるような心境で見守ってはいましたが、最初にホームエンターテインメントシステムである事をプッシュしてきました。とはいえ、日本でのホームエンターテイメントは海外と事情が違います。日本の場合は、ゲーム機はゲーム機が最優先であって欲しい、という部分が強く出てしまうのは仕方がない話です。
日本でXbox Oneをどうこうしようとした場合、Xbox Oneじゃないと楽しめないタイトルが必要になります。要するに独占タイトルです。すでに、Xbox OneとPS4は似たようなハードになると言われています。つまり、どのタイトルもマルチで発売される事は目に見えているわけです。
キネクトという手もありますが、日本ではまだまだキネクトは難しい立ち位置でしょう。
日本のクリエイターにコンテンツを提供してもらう事を考えているというのは、非常に興味深いところです。この提供されるコンテンツが「マルチなのかどうか」が最大の焦点でしょう。PS4にXbox Oneがにたようなハードなら、メーカーはマルチプラットで対応した方が利益を出しやすくなります。そんな中、どれだけ日本向けのタイトルを独占できるかが勝負どころかもしれません。マルチプラットでもDLC独占という手では難しいモノがあるようにも思います。
E3では、多くのゲームタイトルを発表する予定であることが明言されています。果たしてその中に、どれだけ独占タイトルがあって、どの程度日本のユーザーが反応しそうなモノがでてくるでしょうか? 日本だと360は苦汁を飲むような状況になってしまいましたが、Xbox Oneはどうなるのかも含めE3やTGSなどの続報を楽しみにしたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:なんかXbox Oneの日本市場についての云々っていう話題があったから、反応してみました。
:日本の場合、ゲーム機はゲームをするものが大前提だからなぁ。
:海外はどうなるかわからんけどね。まぁなんにせよ、日本は360がアレな状況だし起死回生の一発となるのかどうかが注目されるわけで。……何とか日本でも存在感を出してもらいたいもんですなぁ……。
:出せるかどうかはゲーム次第だろうよ。別にゲームをする人はハードでソフトを選ぶわけじゃねーんだし。ソフトでハードを選ぶのが基本だと思うぞ? ……それでも何かややこしい機能がついたりすりゃ話はかわるかもしれんがな。
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Xbox One (バツイチ?) はフレームレートがどれぐらいになるのか気になります。
メモリを8GB積んでるし、箱○と同じく30fps固定は流石にないかな。
ゲームの他に Xbox One はテレビ方面に力を入れているようですが、6月頃に発表されるかもな Apple TV を意識してるように見えなくもなかったり。
Siri や OK Google もどきの音声認識が日本語に対応するのかも怪しい気が…。