連載:気まぐれゲーム雑記 第152回:PS4に参入する企業やPS4の発表であれやこれやと思う事、と言う話題
気まぐれゲーム雑記
第152回:PS4に参入する企業やPS4の発表であれやこれやと思う事、と言う話題
次世代をどうみるか?
ついに発表PS4
かねてからの噂通り、プレイステーションミーティング2013にてプレイステーション4が発表されました。
性能は現時点において、確かに次世代機の可能性をしかと見せつけてくれました。ですが、その先にあるサービスや価格についてはイマイチはっきりせず続報が待たれている状況です。
そんなPS4ですが、都合良くファミ通さんがPS4の現時点でわかっていることとわかっていない事をまとめてくれています。詳しくはこちら。
まとめると、次のような感じです。
- すべてのソフトはデジタル配信されるが、モノによってはパッケージでも出る(Vitaと同じスタイル)
- 光学ドライブはブルーレイマルチドライブ
- 売り切り以外のFree to Playや月額料金がかかるタイトル、エピソード販売などについては明言されていない
- PS3のパッケージタイトルは現状動作しない
- PS3やそれ以前のハードは、クラウドで対応していく模様
- 製品版があればUMDパスポート的な提供があるのかどうかは不明
- PS3のCELLから変わったことで、PCに近い存在になった
- そのため、中小規模のディベロッパーが開発断念という可能性も低くなるのではなかろうか?
- Ustreamなどの映像配信サイトへのゲーム映像の生配信に対応するのはビッグニュースで、コミュニティを作る意味では納得できる
- しかし、ネタバレなどをどこまで許容するのかは今後の焦点
- PS Vitaのリモートプレイをフルサポートしている
- 不明な点は、価格・発売日(2013年末になるのはわかっている)・モデル・4K解像度への対応・リージョンロックとなっている
というわけで、これらのまとまった事について、参入企業も併せつつ思う事を書いてみようかと思う次第です。
ビジネスモデルの変化?
まず、Vitaと同じスタイルでタイトルが販売されるというのは、中古対策もある程度想定していると言う事には思います。最終的には、すべてがデジタル配信される形、言わばSteamと似たような形式になる事を目指しているように思えます。ですが、物理メディアであれば、中古はプレイ可能であるといった趣旨の情報も出ていますので、完全にデジタルへ移行するにはまだまだ時間がかかるでしょう。
また、クラウドについてはどこでも言及されていますが、PS3やPS2、PS1をプレイさせるための互換的使い方であるようです。この互換の有無については、ユーザーにとってはかなり重要なウェイトを占めます。そこらへんは、実際にプレイするかしないかの有無は問わないのです。
すでにPS3の時に初期型以外には互換が付かなくなってから、かなり長い間PS2の互換が実装される、といった噂話が出続けました。時間と共に風化していきましたが、やはり新ハードは現行機の「後継機」であると考えるのが普通ですし、「後継機」なら「後方互換がある」と思ってしまうのもまた普通です。
ともなると、クラウドじゃないと現行機のゲームがプレイできないというのは、購入予定者にとってネガティブな情報になるでしょう。現行機のディスクを持っている人達へ、どういった対応がなされるのかは注目どころです。……まぁ、UMDパスポート的なオチではあると思いますが……。
あとは、開発費について。これは、参入企業を照らし合わせてみようかと思います。
参入企業として名前が挙がっているのは以下の通り。あ、日本限定です。
- アークシステムワークス株式会社
- 株式会社アートディンク
- アイディアファクトリー株式会社
- 株式会社アクワイア
- 株式会社アスキー・メディアワークス
- 株式会社イメージエポック
- 株式会社インデックス(アトラス)
- 株式会社ウィル
- 株式会社エクシング
- エレクトロニック・アーツ株式会社
- 株式会社オーツー(peakvox)
- 株式会社ガスト
- 株式会社角川ゲームス
- 株式会社角川書店
- 株式会社カプコン
- 株式会社ガンバリオン
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 株式会社キャラアニ
- 株式会社グラスホッパー・マニファクチュア
- 株式会社クラフト&マイスター
- 株式会社グランゼーラ
- 元気株式会社
- 株式会社コーエーテクモゲームス
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 株式会社サイバーコネクトツー
- システムソフト・アルファー株式会社
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 株式会社スパイク・チュンソフト
- 株式会社セガ
- 株式会社ディースリー・パブリッシャー
- 株式会社ディンプス
- 株式会社トーセ
- 株式会社トライエース
- 株式会社日本一ソフトウェア
- 日本ファルコム株式会社
- 株式会社バンダイナムコゲームス
- 株式会社バンダイナムコスタジオ
- プラチナゲームズ株式会社
- 株式会社フロム・ソフトウェア
- ベセスダ・ソフトワークス
- 株式会社マーベラスAQL
- 株式会社MAGES.
- 株式会社ユークス
- ユービーアイソフト株式会社
- 株式会社レベルファイブ
と、かなり名だたるメーカーが参入しています。これらの企業がどういったタイトルを見せてくれるのかを思うと何とも心躍る楽しさがあるわけですが、今現在問題になっているのは開発費です。それらの高騰は常に色々と話題を提供してきましたが、PS4はPCに近い構造ということで開発もしやすくなっているといわれています。だいたいPS3の開発費程度で可能という事のようですが、高騰していなくとも高額である現実は変わらないといったところでしょうか。日本の場合は、どれだけ携帯機中心の市場から据え置き機中心の市場へ移る事になるのかは注視しておいて損はなさそうです。
個人的には、PS4の可能性にはそれなりに期待をしています。とはいえ、価格も出てきていませんし、PSNがどうなるのかもまだ答えが出ない状況です。それに、そのハードをもってしてどういった魅力あるタイトルを作っていくかが最大の焦点でもあります。
今後、どれだけソフト面でもサービス面でもユーザーを納得させる事ができるのかを楽しみに、E3やTGSでの発表を待ちたいですね!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PS4が発表されたから、わたくしが思うアレコレを書いておきました。
:続報を待てって状態だよな。
:そーなるね。でも、最終的なところは「ソフト」「互換」「値段」ってところじゃないかな。それこそ、シンプルに考えればそういった答えに行き着くと思う。……まぁ、今から年末に発売されるかも? って商品の話題をしてても先が長すぎるんだけどネー。
:……1年はあっという間だぞ?
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互換は、ハード出始めのラインナップが貧弱ゥ貧弱ゥなときはいいけど、
ラインナップが揃ってくると、結局、前時代のソフトは全然プレイしなくなりますし、
現在だってPS3はPS2互換がなくなっても売れているので、
互換よりも、価格やソフトラインナップの方が重要なんじゃないかと思います。
互換自体、無いより有る方がいいのですが
互換付けて価格が高くなるよりはいいんじゃないかと思います。
自分の周り限定なので、参考には全然なりませんが
ゲームをよくする人は互換は気にせず、
ソフトの進化やどんなタイトルになるんだろう!って話ばっかりで
ゲームをあんまりしない人が互換互換言っているように感じます。
本当に互換があっても、PS4でPS3のゲームやるの?って人ばっかりで
互換の話にうんざりです…。