気まぐれゲーム雑記
第127回「頑張るハードに生産が終わるハード、と言う話題」

どれくらい長い目で見るのかが勝負、というところでしょうか。

NEOGEO X GOLD生産終了……って早いな!?

去年懐古ゲーマー達を騒然とさせたNEOGEO X GOLDですが、生産終了のニュースが飛び込んできました。詳しくはこちら。
まとめちゃうと次の様な感じです。

• 現在市場に出回っている分で販売終了、今後の生産予定はない
• NEOGEO X単体で充電出来るアダプターを春発売予定
• ACアダプター購入者向けサービスで、液晶画面保護シートも提供
• 第2弾商品や、追加のゲームカードを準備中

ざっとこんな感じでしょうか。

せっかく話題をさらったのに生産終了とは何とも勿体ない話ではありますが、すでに色々と稼働を終了しているハードなだけに、こうやって消えゆくのも仕方がない事なのでしょう。
とはいえ、何とも侘しい気持ちになります。

任天堂はWii Uをアピール

対照的に、Wii Uはニンテンドーダイレクトを放送しました。くわしくはこちら。
現時点で1月2月に任天堂タイトルがない事などを考慮すれば、新規ユーザーに購入させるような何かを見出すのは難しいものの、モノリスソフトの最新作には期待するものが大きいですし、かなりの将来性を見せてくれたように思います。……とはいえ、これら最新作は「今年出るとは言っていない」わけで、Wii Uを持っているゲーマーさんもそうじゃないゲーマーさんも、次は「いつ発売されるのか」を待ち遠しく待たねばなりません。

また、サードパーティのタイトルがどうなっているのかも気がかりです。
今回のニンテンドーダイレクトではほぼ任天堂タイトルオンリーでしたが、任天堂が強いコンテンツを所持している事は誰しもが知っています。ある程度は予想できるモノもあるでしょう。……もっとも、今回の女神転生×ファイアーエムブレムのコラボは、誰しもが想定外だったようにも思えますが……。
いずれにせよ、サードパーティのニンテンドーダイレクトは後日改めてするようなので、それがいつになるのかも注目しておきたいところです。

ソフトがない事には始まらない

新ハードの発売直後からタイトルがもの凄く充実している、というモノは余りありません。また、例えラインナップが充実したとしても、確固たるキラータイトルがない限り、より多くハードを普及させるのは難しいでしょう。

これは、Wii Uに限った話ではなく、ソニーやマイクロソフトの次世代機にも言える話です。次世代機になれば、より開発コストが増えていき、以前のようにタイトルが多く出るといった流れではなくなってくるかもしれません。そうなれば、新規のキラータイトルを作るのは難しいですし、続編モノのAAA級タイトルに頼った開発がより加速する事にもなるでしょう。もちろん、メーカーはそうならないように試行錯誤するわけですが、どうなるかの答えは中々見えてきません。

ソニーやマイクロソフトの次世代機が噂通りなら、今年中には何かしらの発表はあるのでしょう。噂通りならE3でしょうか。また、今回のニンテンドーダイレクトでマリオやマリオカート、スマブラの情報やら何やらをE3で出すといったのも、そこらへんが影響しているかもしれません。
Wii Uの今後や各社の次世代機がどうなっていくのかを見ていくには、中々に忙しない1年になりそうです。どのハードも頑張って貰いたいですね！