連載:気まぐれゲーム雑記 第51回:オンラインゲームの不具合やハッキングがあると絶望的なものになると言う話題
気まぐれゲーム雑記
第51回「オンラインゲームの不具合やハッキングがあると絶望的なものになると言う話題」
MMOはメーカーを信用してユーザーはプレイするしかないのです。
前代未聞の騒動
世界的オンラインゲームに、WoWと言うゲームがあります。
正式名称は「World of Warcraft」といい、開発運営を手がけているのはディアブロの開発元でも知られているBlizzard社です。2008年にはユーザー数1000万人を突破するというとんでもないゲームです。
ざっくりと概要を説明しちゃうと、キャラクターの人種によって「Alliance陣営」か「Horde陣営」に分かれる事となり、それぞれの陣営は戦争状態になっています。ですので、片方の陣営に入ったらもう片方の陣営とコミュニケーションを取ることはできません。
それらをもってPvPの流れに行くわけですが、そこらへんはサーバー単位で合意があった上でのPvPを選んだりする事もできます。
また、クエストをクリアしレベルをあげていくタイプですが、クエストはソロ用からグループ用まで選り取り緑あるのもウリです。とはいっても、やはり人気タイトルになった一番の理由はPvPだと思いますが……。
そんな感じに、FF14が目指しているモノに近いであろうゲームにも思えるWoWですが、中々ハードな騒動が起きました。
というわけで、今日はWoWのトンデモ事件をご紹介です。
何が起きたの?
今回のWoWで起きた騒動はプレイヤー達にとって衝撃的なモノで、その時の動画がアップされていたのでご紹介しておきます。
これは、街中で突然死亡する、というものです。端からみてるだけなら、何がなにやらわかりませんが、プレイヤーからすれば気が気じゃないはずです。
大半のオンラインゲームには死亡する際にペナルティを受ける事が多いです。WoWは他のオンラインゲームに比べてデスペナルティが少ないとされていますが、当然ながら死なないに越した事はありません。ただひたすらにキャラが死に、経験値が減っていく様を見守るしかないというのは絶望とも言えるでしょう。
対応は?
Blizzard社は問題に対して、ホットフィックスを適応し事なきを得ます。
ホットフィックスというのは、緊急時に行う修正処理の事です。大抵修正処理は、本当に悪影響がないかを検証しながら手順を踏んでいきリリースされるものなのですが、ホットフィックスはその手順を踏みません。不具合に対する速度が速い代わりに、他の悪影響などは検証されていないケースが大半なので、後日そういった検証が開始されるという諸刃の剣でもあります。
そして、事なきを得たBlizzard社は徹底的な調査を行うとし、メールで情報を募集するような事態へと発展しました。
現時点で話はここまでとなっていますが、ホットフィックスでどうにかなるということは恐らくゲーム内の不具合から誰かしらが問題を起こしたような感じでしょうか。そこらへんの詳しい事はわかりませんが、WoWは過去にも不具合によりユーザーが被害を受けるという問題が少ないながらも発生していたように思います。……記憶があやふやで申し訳ないですが……。
とはいえ、世界一ユーザー数が多いMMOだからこそ起きる問題なのかもしれません。……だからといって、セキュリティや不具合修正を怠って良い事にはなりませんけど。
こういったMMOならではの問題は、日本のMMOでも起こりえる事です。以前PSO2では、NPCがあり得ない場所に移動させられるといった、今回の件に比べればカワイイレベルの事件もありましたが、運営側としては笑うに笑えない話です。そうならないようにする必要があるからこそ、MMOでは不具合を修正していくわけです。
日本でもドラクエ10や新生FF14など注目されているMMOがあるだけに、今回のような件が起きないことをせつに願いたいですね。
[情報元:CNET Japanさん]
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:WoWで不具合からの一悶着があったらしいよーってお話です。
:デスペナルティがあるMMOでこれは笑えないな……。
:問題が不具合にせよ、セキュリティにせよ、強化する必要があるのは間違いないってことです。ここらへんはメーカーさんの管理が頼りなんだから、ちゃんとしておいてもらいたいところ。……日本でこういう事が起きない様に願うのみですな。
:日本でも絶対安心とは言えないが、それこそメーカーさんを信用するほかないしな……。こういう対応は、心底頑張ってもらいたいものだわ。