連載:WEB関連な四方山話 第5回:Google Chromeと日本のお付き合い

WEB関連な四方山話 第5回「Google Chromeと日本のお付き合い」

皆様の主要ブラウザは、一体何を使っているでしょうか?

唐突に何を? と思うかもしれませんが、これは運営者にとっても、WEBサイトやブログを閲覧なさる皆様にとっても、重要なお話だったりします。
というわけで、本日はGoogle Chromeを中心に考えたブラウザシェアなお話となります。

では、本題に移ります。
日本でブラウザシェア率がもっとも高いのは、紛う事なきIEです。
今からご紹介するデータは絶対合っている! とは言いがたいモノですが、アイルランドのWeb調査会社「StatCounter」が発表したデータになります。調査会社なので、そこらへんの個人が収集するよりもよっぽど正確でしょう。

日本のブラウザシェア

圧倒的ですね。

大体55%くらいとなります。
FireFoxのシェアは、Google Chromeと並び18%くらい。
Safariは大体8%いかないくらいでしょうか。
Operaは相変らず、といったところです。

では、世界的シェアはどのくらいになるかというと……?

世界のブラウザシェア

Google ChromeがIEを上回りました。
主にGoogle Chromeは、ブラジルなどの南米諸国とインドなどの東南アジアでのシェアが高いとされています。

さて、以上のデータを通じてですが、とりわけ日本は遅れてるだのなんだのが言いたいわけじゃありません。
ですが、世界的にシェア率が広がっているGoogle Chromeは一体どういったものなのか、というのは知っておいて損はないかと思うのです。
なぜなら、今後はWEBサイトやブログ運営者様は、Google Chrome対策をしなければならず、見る側としてもGoogle Chromeじゃないとみれないかも? なんて未来を思い描く必要が……流石にそれはないでしょうけど……。ですが、どういったモノかを知っておけばすぐ移行できる事に間違いはないでしょう。

Google Chromeは、FireFoxに似た拡張機能を持っています。
しかしながら、その拡張はChromeウェブストアというところで管理されています。そこで、webゲームすら購入できる、というのが強みでしょうか。
あとは、FireFoxとIEからの各種設定を手軽にインポートできるのも嬉しいところです。
さらに、自宅でPCが1台だけど家族みんなが使う、という人に履歴やCookieが残らないシークレットウィンドウというモードが搭載されているのは、世の男性達には嬉しい話……ではないでしょうか? ……たぶん。

運営者、開発者さん視点でみると、ちょっと専門的になりますが、JavaScriptの読み込みが早かったりWebKitだったりするのも嬉しいところです。IEの独自仕様に泣かされずに済みます。……結局は、主要ブラウザで全て確認しなければならないという現実は変わりませんが。

というわけで、やっぱりWEB業界の中心はGoogleに傾いているのだなぁと実感できるブラウザ関連の話題ですが、近年はブラウザゲームというものが多く出てきていて、海外ではGoogle Chromeの拡張ですんなりと導入させるというやり方もその台頭の一翼を担っている気がします。
未だIEがシェアを席巻している日本ではありますが、今後はWEBやゲーム、ブラウザ、PCなど様々な環境やデバイスを考えつつ、自分のライフワークを考慮してブラウザを選んでいく必要がある、そんな時代になっていくかもしれませんね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:そんなわけで、Google Chromeなお話です。

しゃきーんさん:なにやら長ったらしいので一言で説明してくれませんか? 貴様の言う事はいつも難しいわ……。

しょぼーんさん:んー。要するにGoogle Chromeって結構凄くなりそうだから、今のうちに知っとくといいかもよ? っていうお話です。ちなみに、わたくしが使っている主要ブラウザはFire Foxです。気分で変えるので、何とも言いがたいですが。

しゃきーんさん:……なんでFireFoxの紹介じゃないの……?

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