連載:気まぐれゲーム雑記 第88回:TIME誌が今度は2012年のTOPゲームベスト10を発表したらしい、と言う話題

気まぐれゲーム雑記
第88回「TIME誌が今度は2012年のTOPゲームベスト10を発表したらしい、と言う話題」

2012年を振り返ろうじゃありませんか……って、今やられると年末のネタが……。

あくまでもTIME誌が選んだランキング

先日、偉大なゲーム100選なるモノを発表した、何かにつけてランキング化したい雑誌No.1に輝いているであろうTIME誌。そんなTIME誌が、2012年のTOPゲームベスト10を発表しました。詳しくはこちら
ざっと、ランキングをまとめちゃうとこんな感じです。

  1. Guild Wars 2(PC)
  2. Xenoblade Chronicles(Wii)
  3. XCOM: Enemy Unknown(PS3、PC、Xbox 360)
  4. Dishonored(PS3、PC、Xbox 360)
  5. Assassin's Creed III(PS3、PC、Xbox 360、Wii U)
  6. Papo & Yo(PSN)
  7. The Last Story(Wii)
  8. LittleBigPlanet(PS Vita)
  9. Halo 4(Xbox 360)
  10. Torchlight 2(PC)

中々に興味深いランキングですね。

このランキングは、あくまでもTIME誌が選んだベスト10だというのを踏まえておくのは重要です。ですが、そもそもTIME誌って何なの? という人も多いのではないでしょうか。というわけで、本日はTIME誌がどんな雑誌なのかも交えつつ、ベスト10について物申してみようかと思う次第です。

そもそもTIME誌って何なの?

よく色々なニュースで、TIME誌の話題は聞く機会があると思います。例えば有名なところで、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」や「タイム100」があります。
「パーソン・オブ・ザ・イヤー」は、その年で最も活躍した人をTIME誌が決めるというものです。例えば、2010年にはフェイスブック創設者のマーク・ザッカーバーグ氏になりました。
時にして、いち個人とは限らないケースもあり、昨年の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」は、「抗議する人」となりました。要するに、昨年は世界的に抗議する人が多かった、ということです。

また「タイム100」は、いわゆる「世界で最も影響力のある100人」と言うヤツです。大元の企画はここから始まっていて、元々は1999年に20世紀の最も影響力のある100人、という企画を1回限り行ったのですが、大変好評を博し続くようになった企画です。
先日、当ブログでもこちらの記事で紹介した「偉大なゲーム100選」というモノは、この企画の派生でしょう。

そもそも、なぜTIME誌がここまで有名かといえば、1923年に創刊された世界最初のニュース雑誌と言われているからです。現在では、ワーナーと合併したり、AOLと合併したりしましたが、TIME誌の世界最初のニュース雑誌という影響力は今なお不動のモノになっています。

TIME誌の2012年ゲームベスト10をどう見る?

そんなTIME誌の2012年ベスト10は、Dishonored、アサシンクリード3、リトルビッグプラネット、ヘイロー4といった日本でも知られている海外タイトルが入っているのは当然ながら、ゼノブレイドやラストストーリーといった日本のタイトルが入っているのも印象的です。他にも、PCゲーマー達にとっては知られているGuild Wars 2やTorchlight 2、PC日本語版も配信されたXCOMを考えると、日本で知られていないタイトルはPapo & Yoくらいでしょうか。
全体的に、知っているか否かだけを問えば、日本でも十分わかるランキングになっているモノに思います。

そんな日本でもわかるようなモノがランクインする中、国産のタイトルはWiiのタイトルのみしかランクインしていないのはちょっと残念なところでもあります。とはいえ、今年出たタイトルで、海外でも出せば売れる! と思えるモノがあったかどうか……。ちゃんと思い返してみないとわかりませんが、ぱっと思いつくのがないような気がしてなりません。……いやまぁ、言われれば思い出すのでしょうけど。

ともあれ、世界的にも影響力を持つニュース雑誌であるTIME誌が選んだ今年のベスト10はどういった基準で選ばれたのかはわかりませんが、日本ではもうWii Uの話題に以降している中で、Wiiのタイトルが入るという面白いモノでした。今後、色んな雑誌が2012年を振り返って……的な記事を書き、色々なタイトルが出てくると思います。そんな中、自分に合う合わないは何だったのだろうか? と言うのを見つめ直すのも、年の瀬ならではの恒例行事かもしれません。
今年も残り少ないですし、日常生活を大切にしながらも、充実したゲームライフが満喫できると良いですね!

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:TIME誌が今年のゲームベスト10みたいのを挙げたから、TIME誌のこともろともご紹介した次第です。

しゃきーんさん:ふむ。TIME誌ってそういう風に有名だったのね。

しょぼーんさん:そういう雑誌が取り上げるのだから、多少なりとも影響力はあるのかなぁ? と。……いやまぁ、それが販売に繋がるとは思えないから、ランキングとして楽しむ程度が無難だろうけどね。……日本限定だと何になるのかねぇ?

しゃきーんさん:日本限定とはいえど、ジャンルによって評価も変わるだろうし、一概にコレ! ってのは難しいよな。でも、今年何が面白かったのか、ってのは人それぞれ色々あるだろうから、たくさん聞いてみたいものだ。

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