マルチ・海外PS3/360版スカイリムのパッチ1.3がリリースと日本語版パッチの現状
まずは海外版の話
日本でも好調な売れ行きとなっているのとは逆行するかのように、バグ問題がくすぶり続ける「The Elder Scrolls V: Skyrim」ことスカイリムですが、海外のPS3/360版ではパッチ1.3が配信されました。以下、抜粋。
本日Xbox 360と欧州PS3向けに1.3パッチがリリースされたことが明らかになりました。
今回の1.3パッチは1.2パッチにより新たに発生していたドラゴンのモーションに関する不具合や、各種抵抗値が正常に計算されない問題など、致命的な問題を修正するもので、詳細は以下の様になっています。
- 全体的な安定性の向上
- “Radiant Story”において幾つかの役割が誤って占められていた問題を修正
- マジックレジスタンスが適切に計算されていなかった問題を修正
- プレイヤーの持ち家内の本棚に本を置く際の問題を修正
- セーブとロード時に絡みドラゴンのアニメーションがおかしくなる問題を修正
- Y-look(縦軸)の入力がフレームレートに則して計られていなかった問題を修正
[情報元・doope!さん]
ついに、ドラゴンが後ろ向きに飛ぶという変な現象は直るようですね。また、ほかの致命的な問題も修正されている見込みです。ですが、以前記事に書いたとおり、このパッチではPS3版フレームレートバグは修正されない事を明言しています。
ここからは国内版の話
現状、国内版はパッチ1.1の状態で止まっています。パッチ1.2がそれだけ面倒なバグを引き起こした、とも考えられますが、流石にドラゴンバック飛行を見せるわけにもいかなかったのが現状でしょう。
そして、ユーザーからはいつ修正されるのかと言う声も多かったためか、ベセスダさんが公式見解を発表しました。以下、抜粋。
現在、海外で近日中に配信を予定しております『The Elder Scrolls V: Skyrim(PlayStation®3/Xbox 360®)』の最新パッチ1.3ですが、現在日本版に関しましても、早急に作成を進めております。正式な配信予定日は、弊社WEBサイト、並びにThe Elder Scrolls V: Skyrimの公式サイトにてお知らせ致します。お客様にはご迷惑をお掛け致しますが、今しばらくお待ち下さい。
[情報元・ベセスダ・ソフトワークス/ゼニマックス・アジア株式会社さん]
そういう流れになっているので、日本語版パッチ1.3は作成段階に入っていると言う事になります。ですが、PS3版フレームレートバグはこのパッチで改善されることはないでしょう。もとより、海外で修正されていないのに日本語版だけ修正される、なんてことはあり得ないと思います。
非常に残念なバグ問題を抱えてしまったスカイリムですが、ゲームとしては、いろいろな動画がアップされるほど面白いゲームだと言えます。次のパッチとなる1.4は、いつ公開になるかまだわかりませんし、日本語版の対応もどうなるかはわかりませんが、まずは海外ではパッチ1.4を。日本では、パッチ1.3を早く、そして安全に導入して解決に導いて欲しいですね!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:というわけで、海外の360と欧州PS3でパッチがリリースしました。
:このパッチだとPS3バグは改善されないんだっけか?
:実際確認出来るわけじゃないから何とも言いがたいけど、発表ではそうなっていますな。
:ふむ。早急に次のステップへ移ってもらいたいが……。安心出来るパッチにして欲しいな。
:そもそも、日本語版のパッチは現状1.1だからね。
:日本語版は1.2になってないのか……。
:まぁ、あの動画見ちゃったら……ねぇ?
:……そう言いつつ、さりげなくリンク貼るなよ……。
:いやま、パッチ1.2がどんなものか、というのを知らないままと言うのもなんですから。
:何にしても、日本語版も早く対応して欲しいな。
:やっぱり完成度の問題だったんだろうねぇ。現状、360版が一番バグが少ないというのは何ですな。日本じゃPS3の方が多いわけだし。
:そこは仕方あるまい。とはいえ、ベセスダさんも今後のソフトはしっかりと作り込んでから、発売して欲しいものだ……。
マジでさっさとしろ!!
不良品掴まされた気分だよ。