“ラブプラス”のソーシャルカードゲーム「ラブプラス コレクション」が6月30日で終了する件
何でもソーシャルゲームはコレクション化するコナミですが、“ラブプラス”のソーシャルカードゲーム「ラブプラス コレクション」が6月30日で終了する事が発表されました。
いつも「ラブプラス コレクション」をご利用いただき、ありがとうございます。
日頃ご利用のお客様には、突然のお知らせとなりまことに申し訳ございませんが、このたび「ラブプラス コレクション」は
2014年6月30日(月)15:59をもちまして、サービスの提供を終了させていただく運びとなりました。
これまでご愛顧いただき、お楽しみいただいているお客様に多大なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。
[情報元:ラブプラス コレクションさん]
お金をかけた方は何とも言いがたいものを感じますね。
コナミさんと言えば、同じくラブプラスチームが手がけた「風雲!なでしこコレクション」をわずか半年でサービス終了するという中々のスピード感と判断力を持ち合わせた企業ですが、「ラブプラス コレクション」もだいたい半年程度で終わる事となりました。4人目の彼女の行方は気になるところですが、それはさておきこの一件は結構面白い一件なので色々と見直して見る事にしましょう。
まず、以前も書いた通りですがソーシャルバブルは弾けた事を前提にします。それを踏まえると、もはや何となくソーシャル化すれば良い、それとなく知られたタイトルをスマホで出せば良いという路線は厳しい事が窺えます。今回の一件やiOS版「テイルズ オブ ファンタジア」の配信終了は、それが目に見える形として出てきた結果となります。
とはいっても、ラブプラスの場合は現時点でタイトルとして人気があるのかどうかという点は見逃せません。人気絶頂期ならまだしも、3DSなどでコナミがやらかしたバグ騒動は、プレイヤーにとってもプレイしていない人達にとってもマイナスのイメージが付きました。また、ゲーム内容も目に見えた進化が捕らえづらく、発売されるタイトルが完全版の完全版的な雰囲気だったことも否めないでしょう。そういった部分で、人気が健在であったかどうかは見て然るべきポイントと言えます。
ソーシャルバブルが弾けたと言う事と、ラブプラスがゲームとしてどうなのかという事の2点で注目される案件ともなりましたが、はてさて今後のラブプラスはどうなっていくのでしょうか? IPとして塩漬けするのかどうかも生暖かく見守りたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:ソーシャルなら何でもコレクションにするコナミが、「ラブプラス コレクション」を終了するぞーってなお話です。
:まぁ、ソーシャルバブルは弾けたと言われてるんだし、何となくラブプラスを持ってきたって感じじゃダメだろうな。
:ラブプラスの場合、彼女をコレクションしたいわけでもないだろうからね。でもまぁコナミの場合、何でも早期撤収がモットーなのか、傷が広がる前に出すだけ出して撤収! みたいな動きは、お金まわりなら大切な動きかもしんないけど「プレイヤーやその他諸々がどう見ているのか」は気にした方がいいだろうね。……秒速で1億稼ぐ的な雰囲気満載っすな!
:まぁ、見合った収益にならない以上はサービス終了も仕方無しではあるのだろうが、こういう形でIPを腐らせていく必要はないとは思わざるを得ないな。
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