雑記:Xbox360版「Minecraft」のセールスが800万本を突破、インディーズしか作れないゲームに注目
日本でも配信されているXbox360版「マインクラフト」ですが、セールスが800万本を突破したことがXbox360版の開発を担当した4J Studiosさんから発表されました。
Minecraft: Xbox 360 Edition has now sold over 8 MILLION copies !!! #MinecraftXBLA
— 4J Studios (@4JStudios) August 9, 2013
なお、doope!さんによれば、マインクラフトシリーズの総計は3000万本を超える状態になっているらしいとの事です。
PC/Mac版“Minecraft”が現時点で1,170万本を突破し、モバイル版“Minecraft: Pocket Edition”が今年5月始めに1,000万本に到達していることから、既にフランチャイズの累計販売が3,000万本を超える状況になっていることが 推測されます。
[引用元:doope!さん]
もう止まることを知らないまさに進撃のマインクラフト状態ですが、元を返せばマインクラフトはインディーズタイトルである、というのがインディーズをより活気づけることになったとも言えます。インディーズタイトルが最終的に目指すのはマインクラフトのような爆発的ヒットを生むタイトルを作り出す事で、その例に習ってテラリアやCube Worldも作られています。まぁ、オリジナルは超えられないのが世の中の相場でもありますが、あれらはあれらで十分魅力的なモノに仕上がっているとハッキリ断言できます。
インディーズタイトルというのは、良くも悪くもアクが強いです。単なるいち個人が、いち個人として製作しているケースが多い為、クオリティを約束されているわけではありません。同人ゲームも似た様なものだと言えます。
例えば、一部のコアなユーザー層に大いに受けた「HOTLINE MIAMI」は、インディーズだからこそ作る事が出来たタイトルの代表例であるに違いないでしょう。「HOTLINE MIAMI」は16bit世代を彷彿とさせる2D見下ろし型のゲームですが、各ステージでロシアンマフィアを皆殺しにしていくゲームです。そこに一定のストーリー性はありますが、あそこまでの暴力性を16bitで再現しているのは実にインディーズらしいタイトルと評するのがベストでしょう。
少なくとも、あの内容を許容してコンシューマで作れと指示を出す会社があったら、その会社はもう名実共に尖った会社として知られている事に違いありません。逆を言えば、インディーズにしか出来ないゲームというモノが確実に存在していて、インディーズが注目されているのはそういった要素なわけです。マインクラフトはその最たるものと言えます。
インディーズは、我らゲーム好きのゲーム情報を好んで集めるようなユーザーにとっては身近になりつつありますが、さほど触れないような人達にとってはまだまだ遠い存在です。各新ハードがインディーズ環境を整える事でそれらがどのように変化していくのか、今後のインディーズシーンは目が離せなさそうです。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:Xbox360版「Minecraft」のセールスが800万本を突破したっつーから、インディーズシーンがどう変わっていくのか注目しておこうぜ!? ってな話題をしてみました。
:ついでに、HOTLINE MIAMIの紹介もしてるのな。
:あのゲームって、インディーズだからこそ作れたゲームの代表作だと思うんだよね。もちろん、マインクラフトもそうなんだけどさ。……この記事を書くにあたって一番困ったのは、HOTLINE MIAMIの紹介画像をどれにするかって事だったんだよね……。
:16bitテイストでもゲーム中はグロシーンが多すぎてアレだもんな……。
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