雑記:PS3版「ドラゴンズクラウン」の消化率が94%と素晴らしい件
メディアクリエイトさんが、2013年7月22日~7月28日のセールスランキングを発表しました。
その中で、気になった消化率のタイトルをいくつかピックアップしておきます。
新作トップは『逆転裁判5』で、25.0万本を販売。消化率は65.76%となっている。2007年4月にDSで発売された前作『逆転裁判4』は初週で25.0万本(初週消化率57.79%)を販売しており、ほぼ同等の出足となった。
65%というのは、まずまずでしょうか。ゲームの評価は賛否わかれるところになっています。私自身の感想としてはやや否の方でしたが、当然ながら賛の方の意見も理解できます。着目点がどこになるのか、というのでユーザーの評価が大きく変わるなんていうのは当たり前の事です。
『ドラゴンズクラウン』はPS3版が10.4万本、Vita版が7.1万本を販売。消化率はPS3版が94.73%、Vita版が83.38%と非常に高く、販売店の予測以上の出足となった。PS3版とVita版の販売比率はほぼ3:2であり、PS3とVitaで同時に発売されたタイトルの中ではVita 版の販売比率が高い。
ドラゴンズクラウンの消化率が94%と、実に素晴らしいです。また、Vitaも83%とかなり高め。良い結果だったのではないでしょうか。また、メディアクリエイトさんは「ゲームプレイトレーラーの早期公開や体験会の実施などで販促施策が奏功した」と評しています。確かに随分と宣伝が上手くいったという印象もありますし、またゲーム自体もユーザーが望んでいたような類のモノであったことも影響したのでしょう。
消化率が非常に良いと言う事は、そのタイトルがより求められているというのを示しています。開発元であるヴァニラウェアの神谷盛治氏がインタビューで「ヴァニラウェアの金字塔を打ち立てようとした」という話をしていましたが、まさにその通りの結果とも言えます。少々不満要素があるのもヴァニラウェアらしいと言えばらしいですが、最近のタイトル群では十分楽しめたモノなのは間違いありませんでした。……個人的には今も楽しんでいますが。
ドラゴンズクラウンのように、ユーザーの思惑と開発の考えがマッチングすれば、ある程度販促施策は必要になりますが確かな売行きになるというのは今も昔も変わりません。今は新作が売れにくいと言いながらも結果を出すようなそこまで大きくない開発メーカーと、片や続編モノばかりを作って結果が出せているのかどうかがわからない大手メーカーの違いに、何かしらの答えがありそうな気がしてなりませんね。単なるゲーム好きとしましては、どのメーカー様も奮って頑張って頂きたいものです。
[情報元:メディアクリエイトさん]
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PS3版ドラゴンズクラウンの消化率が94%で凄いじゃない! って話です。
:おー。そりゃ売れたなぁ。
:やっぱ、ユーザーの需要があるようなタイトルをどれだけ作れるかってのがポイントなんでしょうな。新作であれど、面白ければ売れるわけですよ。新作だから売れないんじゃなくて、需要のない新作だから売れないという考えが正しいかと。……どのメーカーも頑張って作って欲しいねぇ。
:ソーシャルに全力、とかじゃアレな感じもしなくはないがな。
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