構造改革の行く末が見守られているセガですが、セガネットワークスを吸収し名称を「セガゲームス」に変更すると発表しました。ゲームに関連するところのみ抜粋。

株式会社セガのコンシューマ事業部門（開発・生産部門・および一部子会社株式資産を含む）を中心とするセガを存続会社として、株式会社セガネットワークスを吸収合併し、名称を株式会社セガゲームスに変更する

～中略～

株式会社セガゲームス

株式会社セガのコンシューマ部門と株式会社セガネットワークスを合併した新会社で、携帯電話、PC、スマートデバイス、家庭用ゲーム機向けコンテンツの企画・開発・販売を行います。成長分野として期待されるデジタル分野を担当する両事業部門を統合することにより、セガグループにおける中核事業として、全世界においてデジタル分野へのシフトを推進していきます。まず、欧米においてスマートデバイス事業を担うサンフランシスコのSega Networks Inc.の更なる強化を行います。また、欧州ではSega Europe Ltd. 、北米ではSega of America,Inc.がパッケージビジネス及びPCネットワーク事業を担うとともに、欧米におけるセガグループのIPを活かした映像・マーチャンダイジングビジネスについても強化して参ります。更に、韓国のSega Publishing Korea LTD.によるPCネットワーク事業を始め、アジア地域での展開についても加速させてまいります。

［引用元：セガ公式サイト（PDF）］

ついにセガの名が変わりますか。

構造改革により、成長分野と位置付けているデジタル分野へ注力するという事が前々から伝えられており、それに伴うリストラも発表されている段階でした。今回の発表は、アーケード、リゾート、そしてコンシューマとセガの手がける事業をそれぞれの会社としてわけた事になりますが、とりわけコンシューマはネットワーク事業を担当していたセガネットワークスを取り込んだので、よりそちらの方へシフトしていく可能性が大きくなっています。

今後は、発表されていくタイトルの内訳がどうなっているのかが注目されます。日本においては、スマートデバイスカラーが強くなりそうですが、上手くスマートデバイス方面へ進出した他社は成功しているところも多々見られますし、セガの今後を生暖かく見守っておきたいモノですね。