最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2015年1月26日～2月1日

［参照元：ファミ通.comおよび4Gamer.net］

2015年1月26日～2月1日の新作

新作は、次の8本となっています。

1. デビルサバイバー2 ブレイクレコード
2. ファークライ4
3. 弱虫ペダル 明日への高回転
4. ブレイドストーム 百年戦争＆ナイトメア
5. 憂世ノ志士
6. ひとつ飛ばし恋愛V
7. 黒蝶のサイケデリカ
8. エースコンバット 3D クロスランブル＋

旧インデックスからのすったもんだを経てアトラスとして出す事になった「デビルサバイバー2 ブレイクレコード」が、見事首位になりました。それだけ待ち望んでいた人達が多かった事が伺い知れます。消化率もまずまずなようですし、無難なスタートではないでしょうか。

オープンワールドFPSとなる「ファークライ4」は、PS4版の方が売れる結果になりました。海外ゲームだと、PS4の方がリードしやすいような気がしないこともありません。日本向けタイトルだとどうなのか、今後も注視しておいて損はなさそうです。

PS3タイトルのリブート作「ブレイドストーム 百年戦争＆ナイトメア」は、昨今に見られる完全版らしい結果ではないでしょうか。評価は良いモノもあれば悪いモノもあるので、賛否両論渦巻いているようですが、リブートと呼ぶに相応しいか否かがポイントにはなりそうです。

侍道ライクな鳴り物入りタイトル「憂世ノ志士」は、消化率が悪いようです。新規タイトルとしての厳しさなのか、宣伝不足なのか、魅力が伝わりにくかったのか、そもそもVita版の「憂世ノ浪士」に期待している人の方が多いのか。色んな要素が絡みすぎて、判断しかねる部分が大きいです。

これまた完全版的な「エースコンバット 3D クロスランブル＋」もまた、消化率が良くない結果が出ています。まぁ、3DSでエースコンバットをしたいか否かの答えにも思えてなりませんが、色んなところにタイトルを出すのがバンナムですし、これはこれで問題ないのかもしれません。とはいっても、同じくバンナムから出た漫画原作の「弱虫ペダル 明日への高回転」のほうが結果を出せているというのは、何とも世知辛い雰囲気にさせてくれます。

その他、大元はアダルトゲームの「ひとつ飛ばし恋愛V」や乙女ゲームの「黒蝶のサイケデリカ」は、概ねそれらの手のジャンルとして平均的な結果に見えます。これくらいで十分なのか否かは、何とも計りかねますが、消化率的には問題なさそうな気にもなるところです。

全体的に見て、中小タイトルがひしめく中、大きく売上を伸ばしたようなモノはなかった印象があります。年明けから、そこそこ話題作が連続で出ていた事もあったので、ひとまず小休憩的な位置付けなのかもしれません。それでも、「妖怪ウォッチ」や「ポケモン」「モンハン」「スマブラ」といった定番のラインナップは流石とも言うべきところですが。

各ハードについて

Wii Uは、先週よりもジワッと落としました。今後、しばらくはタイトルがない以上、動きようもないという結果でしょう。マリオパーティやゼノブレイドまでの期間、この低空飛行は続くことになりそうです。

PS4は、先週よりも少しあげました。今後3月に向けて話題作がジワジワと出てくるので、それらの影響があるのかもしれません。3月が一番の見どころでしょう。

Xbox Oneは、ただただ厳しい。もうちょっとやりようがありそうな気もしますが、手の施しようがないような印象にさえなります。一応、特別カラーとなる白いXbox Oneが出るので、そこらへんのキャンペーンで動きがあるか否かは生暖かく見守りたいモノがあります。

以上、今週の売り上げ比較記事でした！