最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2014年11月10日～11月16日

［参照元：ファミ通.comおよび4Gamer.net］

2014年11月10日～11月16日のランキング

今週の新作は8つ。

1. コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア
2. ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015
3. 電撃文庫 FIGHTING CLIMAX
4. 進め！ キノピオ隊長
5. ワンピース 超グランドバトル！ X
6. ハナヤマタ よさこいLIVE！
7. MARGINAL#4 IDOL OF SUPERNOVA
8. Halo: The Master Chief Collection

日本でも確かなFPS人気タイトルへとのし上がった「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」が1位となりました。すべてのプラットフォームを合わせて14万程度でしょうか。まずまずな雰囲気にも感じられます。

また、日本のサッカーゲームとして知られている「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015」も大体10万届くか否か程度となっています。最近は特にサッカーで強く話題になるような出来事も多くはないので、こちらも無難な結果なのではないでしょうか。

今週の格ゲー枠とも言える「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」は、新規の格闘ゲームとしてなら結構良い勢いにも見えます。売れ行きが伸びれば、他レーベルとのコラボなり何なりという展開があるかも？　といった話題も出たようですし、人気があるならそのまま伸び続けて欲しいモノです。

「進め！ キノピオ隊長」は新規で価格を抑えた一作ですが、凄く伸びたとは言いがたいラインです。とはいっても、年末商戦直前みたいな雰囲気のある中、さほど宣伝がなかった状態で出てきた新作だと思えば、コレはコレでまずまずといった結果なのかもしれません。

「ワンピース 超グランドバトル！ X」は、グランドバトルシリーズとは言えど良い結果とは言いがたいラインです。とはいっても、今後の年末商戦を考えると、もうしばらく見守るのもアリかもしれないというところでしょうか。

Xbox Oneからは「Halo: The Master Chief Collection」が発売されましたが、やはりXbox One市場が厳しいことも相まってか寂しい結果です。それでも、しっかりと発売してくれるところは喜ばしいと言うべきポイントなのかもしれません。

「ハナヤマタ よさこいLIVE！」や「MARGINAL#4 IDOL OF SUPERNOVA」といったターゲット層を狙い済ました一作は、ある程度話題になっているか否かで売れ行きが変化する類ですし、相変わらず見えづらい部分があります。それでも、しっかりとVitaへ移行してきているという印象にもなりましょうか。

全体的に見て、新作で賑わったような印象です。「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」や「ワンピース 超グランドバトル！ X」など前作から見て売れ行きが悪かったタイトルもありますが、何はともあれ新作が出てくるというのは良い傾向でしょう。年末まではこの流れが当分続く事になりそうです。

Wii Uは、マリオカート8との同梱版が発売された影響もあってか、久しぶりに良い伸びを見せました。とはいっても、それまで控えめな数字になっていたので、今後どこまで伸ばせるか次第でしょう。今年最大の見せ場は、Wii U版スマブラであることは誰の目にも明らかです。

PS4もCoD:AW効果もあったためか、そこそこな伸びを見せました。今後は12月にドラクエエディションが出ますので、そこでどのくらい話題になるのかが注目されます。

Xbox Oneは、なんとも世知辛いですね。今後、年末商戦でどうやっていくのか……というよりも、何かするのか否かが問われているところにもなりますが、やはり何かしらの手立てを打って欲しいと願わずにはいられません。

以上、今週の売り上げ比較記事でした！