カプコン、株主総会にて買収防衛策の継続提案が否決。モンハンプロデューサーの辻本良三氏は執行役員に
今後の準備に余念がないカプコンですが、株主総会にて買収防衛策の継続提案が否決されました。
カプコンが16日に大阪市内で開いた株主総会で、敵対的な買収の防衛策を継続する会社側の提案が反対多数で否決された。持ち株比率が45.08%(議決権ベース)に達する外国人株主の多くが買収防衛策は不要と考え、反対したとみられる。大和総研によると、継続提案が否決されるのは極めて珍しいという。
[引用元:毎日新聞]
中々にアレな展開ですね。
そもそもに、カプコンは辻本氏の一族経営な企業です。そこで提案は否決されるというのは珍しい一例であり、カプコンのコンテンツ価値というのが対外的にどう見られているのかという結果でもありましょうか。外国人株主が多くなったようなので、よりビジネスライクな判断であるとは考えられますが。
また、別件としてモンハンのプロデューサーである辻本良三氏が執行役員に人事異動となっています。とはいっても、今のポジションと兼任するようなので、より一層一族経営が捗りそうな施策というところでしょうか。当面は、安定が続きそうな予感もさせてくれます。
ともあれ、何とも妙な風が吹いた感もあった提案の否決ですが、企業として上手くやっていくに越した事はありません。来年の提案がどうなるのか、期待の眼を向けておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:カプコンの株主総会で買収防衛策の継続提案が否決されたよーってなお話です。
:要するに、防衛しなくて良いって株主は考えてるってことか?
:あとは、防衛策自体にコストがかかりすぎと考えた株主達の可能性は否定できないね。主な要因は、外国人株主の比率が増えた事と「株主総会での議決権行使について助言する会社が、反対を勧めた」って事らしいし。……まぁ上場している企業なのだからそういう事もあるというオチで。
:なんつーか、こういう株とか何だとかの話題は分かり辛いモノが多いなぁ……。
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