カプコン、平成26年3月期の業績予想を下方修正。モバイルコンテンツが苦戦し「モンスターハンター フロンティア G」等が軟調に推移
モバイル事業などに全力投球している気がしないこともないカプコンさんですが、平成26年3月期の業績予想を下方修正しました。原因は次の通り。
家庭用ゲームソフトの目玉タイトル「モンスターハンター 4」やパチスロ機の大型商品「モンスターハンター月下雷鳴」などが好調に推移しましたため、売上高は当初予想を上回る見込みであります。利益面では、収益性の高いモバイルコンテンツが軒並み苦戦したことに加え、オンラインゲーム「モンスターハンター フロンティア G」等が軟調に推移したことによる利益率の低下が要因となり、営業利益および経常利益は当初予想を下回る見込みであります。また、当期純利益につきましても、前述のとおり特別損失を計上したことにより当初予想を下回る見込みであります。
[引用元:カプコン公式サイトさん]
ということで、モバイルコンテンツが苦戦している事とMHFG等が軟調に推移した事が原因という事です。ちなみに、軟調というのは「相場が下落の傾向にある」という意味です。
モバイルやらオンライン事業にかなり注力していたはずのカプコンさんではありますが、少々目論みとはズレているというのが現状でしょうか。PCでも人気を保っていたMHFGが軟調に推移というのは、ちょっとした衝撃とも言えるでしょう。
それに加え、モバイル事業については、すでに「ソーシャルゲームはさんたんたる始末で、仕切り直す」とまで言っており、今後どういった舵取りをする気なのかが注目されるのは間違いありません。
辻本(カプコン):当社は、ソーシャルゲームにも参入しましたが、惨憺たる結果です。タイトルを出したのはいいんですが、里見さんがおっしゃったとおり、ソーシャルゲームならではのルールがあります。負荷をかけてサーバーがダウンしたらダメとか、こんなところで課金したらダメとか、そういうことをわからずにやってしまったので、利益につながっていません。
[引用元:東洋経済ONLINEさん]
まぁ、ソーシャルゲームはノウハウならまだしも「どこに課金をしたらいいのか」くらいは他のゲームをして学ぶなり、自身でプレイすればわかりそうなモノですけど。
ともあれ、色々と仕切り直しが迫られつつある結果となりそうなところではありますが、各メーカーはモバイルに据え置き機と使い分けているのが現状となっています。はてさて、カプコンさんは上手くしきり直せるのかどうか、今後をジックリと見守りたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:カプコンさんが業績予想を下方修正したぞーって話題です。
:モバイル事業はともかく、MHFGが軟調に推移ってのは意外だったな。
:まぁ、ゲームとして何かしら思うところはあるんじゃないかな? と。他にもドラゴンズドグマクエストとか上手くいってるんだかよくわからんし、イクシオンサーガはなぜ残っているかもわからんし。……ま、今後は上手く立ち回って欲しいモノですな!
:その方向性をどうするのかが注目どころなんだろうよ。
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