ゲーム好きな皆様からすればインデックスさんよりはアトラスさんの行方が気になって仕方がない昨今ではありますが、事業譲渡でセガなど20社が打診をしているとの報道が出ました。月内にも譲渡先を決める方針のようです。

８月２日（ブルームバーグ）：民事再生手続き中でゲーム事業をてがけるインデックス （東京都・世田谷区）の事業譲渡のための入札で、セガサミーホールディングス を含む約20社が関心を示していることが分かった。事情に詳しい関係者によると、早ければ来週にも候補先を絞り込み、月内にも譲渡先を決める方針だ。

［情報元：ブルームバーグさん］

20社とはどこなのかが非常に気になりますが、逆に20社も興味を示す企業があるというのは流石でしょうか。月内ということで、8月末までには何かしらのアクションがあると言う事になります。当初の予定では9月上旬頃には決まっているとの報道だったので、だいたい順調なペースでしょう。

さらに凄いのは、金額です。

同社はアニメやゲームなどエンターテインメント事業を展開し、「真・女神転生」や「世界樹の迷宮」などのゲームで知られる。関係者によれば、今週行われた一次入札では約200億円を提示した企業があるという。

［情報元：ブルームバーグさん］

200億とはどえらく大盤振る舞いですね……。

インデックスに関する事業全てとなるわけですが、20社あったということはそれなりのメーカーも名乗りを挙げているでしょう。上記に書かれているセガや、マーベラスAQLなどでしょうか。あとはDeNAやグリーという路線も捨てきれません。さらには任天堂が手を挙げたかどうかも気になるラインではありますが、そういった事は全て予測にすぎませんし、結局は月末までに決まるであろう発表を待つしかないでしょう。

何はともあれ、この路線ならアトラスは存続するという事で確定と言えます。ひとまずはファンとして安心できそうなところまで来ましたが、事業譲渡先次第ではタイトルがどうなっていくのかに色々と思惑が出てきそうなところではあります。ファンにとって一番良い結果になる事を期待しましょう。