明日には「カプコンネットワークゲームカンファレンス」の開催が予定されているカプコンさんですが、、第1四半期の決算が発表されました。詳しくはこちら。
要点をまとめると次の様な感じ。

• 四半期純利益は8億2800万だが、前年から比べると4億9200万減った
• 家庭用ゲーム機やパソコン向けに販売したタイトルはだいたい計画通りだったが、販売拡大には至らなかった
• バイオハザードリベレーションズアンベールドエディションは世界で90万、ドラゴンズドグマ：ダークアリズンは世界で55万の販売実績になった
• モバイルコンテンツは、新規のヒットタイトルが不在
• PCゲームは、モンハンフロンティアGは底堅く推移
• 今期はモンハン4が発売される
• DLCの売上は16億と前年同期比の60％増になった

だいたいこんなところでしょうか。

ようするに、前年は「ドラゴンズドグマ」があったのでそれが業績を支えた形となりましたが、今回はそれに変わるタイトルがなかった結果、大きく売上を落とすといった決算になっています。とはいっても黒字は確保しているので、決算にも書かれている通りモンハン4にどれほどの威力があるのかに期待するといったところでしょうか。

また、モバイルコンテンツでのヒットが不在なのはいつも通りなのでどうにかするほかありませんが、PCゲームはモンハンフロンティアGの他に、鬼武者SOULの台湾展開や、モンスターハンターオンラインが中国でβ開始など、海外展開している事が明記されています。そういった情報はすでに入ってはいますが、今後海外市場を狙っているカプコンさんとしてはどれだけ伸ばす事が出来るかがポイントでしょう。

明日には「カプコンネットワークゲームカンファレンス」が開催され、新作がいくつか発表される予定になっています。すでにフラゲ情報などでモンハンフロンティアGのPS3版やWii U版の存在が明らかになってはいますが、流石にそれを新作と言うには芸がありません。完全新作の何かなのか、それともシリーズものなのかは分かりませんが明日の発表には期待したいものですね。……ついでに、イクシオンサーガの行方もですけど。