最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく（そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません）、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2013年3月4日～3月10日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

今週のランキング

今週の新作でランクインしたタイトルは次の7つ。

• 初音ミク -Project DIVA- F
• ソウルサクリファイス
• うたの☆プリンスさまっ♪ All Star
• テイルズオブハーツR
• ファークライ3
• ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
• クライシス3

初音ミク -Project DIVA- Fは11万と、いつものミクさんに比べれば火力が低いようには思えますが、すでにVitaで出ているモノがベースになっているのでそこらへんが左右したのでしょうか。ついでに、3月は色々とタイトルが出ているので今後に備えて控える人もいたかもしれません。

ソウルサクリファイスは集計に困るところですが、メディアクリエイトさん調べだと9.2万に共闘パックが2.2万なので、共闘パック1個を2本と換算すると本数としては約13.6万本という感じでしょうか。あとは、DL版がいくつかというのもありますが、新規タイトルにしては売れた方と見るべきでしょう。口コミで広がりを見せるかどうかが勝負どころです。

うたのプリンスさまはいわゆる乙女ゲームですが、アニメがある影響からか結構な数字を出しています。それに引き替えテイルズオブハーツRは、思ってたよりは振わなかった印象もありますね。ドラえもんは、まぁマイペースに……。

ファークライ3とクライシス3の洋ゲーコンビは、ファークライ3に軍配が上がったようです。話題性がファークライ3の方が高かったようですし、想定通りの結果には思えました。

全体的にみて、どうぶつの森、レイトン、ドラクエ7といった3DS組は相変らずな売れ行きで、メタルギアライジング、カグラ、シャイニング、PSO2もしっかりとランキングに残っていますし、色々と購買層が分散した結果ではなかろうかと。今までVitaのタイトルはそこまで多くなかったので、Vitaも値下げ効果で売れてきている印象は受けます。

Wii Uは今ドラクエ10のベータテストでエラーを起こしていて、ベータテストだから許容されて然るべきには思いますが、そういうテストになれていない人達からは批難囂々となります。タイトルが少ない中、ベータテストでどれだけ不具合を解消できるかが注目されていますが、少々難儀している印象も否めないので早期解決が求められるところです。
あと、Vitaは順調に先週と同じく6万を売り上げています。もうしばらくはこの推移で持ちこたえそうな気もしますが、今後Vitaの発表済みタイトルは減っていくのでそれに伴い減少する……かもしれません。討鬼伝などは夏を予定していますし、その体験版も出ることから、そこらへんでまた話題となれば踏ん張りが利く可能性はありますので、今後もしばらく眺めていると面白いとは思いました。

以上、今週の売り上げ比較記事でした！