最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく（そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません）、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2013年2月18日～2月24日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

今週のランキング

今週の新作でランクインしたタイトルは次の3つ。

• メタルギアライジング リベンジェンス
• マギ はじまりの迷宮
• とある魔術と科学の群奏活劇
• タンク！タンク！タンク！
• グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-
• TOKYOヤマノテBOYS Portable DARK CHERRY DISC
• デザート・キングダム ポータブル

メタルギアライジング リベンジェンスが30～33万とこれは順調……なのでしょうか？　個人的には良い売れ行きだと思いたいところです。実際なところ、メタルギアシリーズとはいえスピンオフ作品ですし、かなり異色で硬派なアクションなので、そこらへんを理解して買ったか否かで随分と評価が割れるでしょう。個人的な意見はレビューに書きましたので、こちらも合わせて呼んで頂ければソレ幸いです。

マギやとある魔術と（略）の版権コンビは2～3万と相変らずな売れ行きに思えました。マギはアニメ効果もあったのでしょうか。マギを買う年齢層ってどれくらいなのかがちょっと気になるところです。

また、タンク！タンク！タンク！　はダウンロード版がどれくらい売れていたのかが注目どころでしょう。あえてパッケージ版を買う人は少ないとも思いましたが、やはり少なかったですね。

グリザイアの果実や乙女ゲームも相変らずな売れ行きです。こういうタイトルは、ファン層を着実に捉えますが、大きなヒットとなるのかどうかは目標数がいくらなのかというので変わってきますし、これはこれである程度の採算はとれるのかもしれません。……いやぁ、乙女ゲームに限っては未知なる領域ですが……。

全体的にみて、メタルギアライジングが圧勝でした。ドラクエ7やどうぶつの森もジンワリと相変らずなペースです。来週は、カグラ、シャイニング、PSO2、無双7と中々に面白いレースが見られそうなだけに、メタルギアがどこまで粘れるかは見ておきたいところでもあります。

あと、Wii Uが4桁まで落ちました。ここらへんは、すでに多くの人は想定の範囲内のように思います。強いてプッシュするモノがない現状においては、仕方がない事でしょう。3月4月以降のソフトメーカーのWii Uダイレクトが期待されるところです。Wii Uを持っている身としては、3DSの時のように何とか盛り返して欲しい限りですね。

以上、今週の売り上げ比較記事でした！