一時は製作も危ぶまれたけど、無事アクションゲームとして復活した「メタルギアライジング リベンジェンス」ですが、無事初見ハードでクリアできたのでレビューしてみようと思います。いやぁ、ソフトのレビューは久しぶりです。
ちなみに、管理人の戦歴は次のような感じ。
コンティニュー回数が111回と途方もない数字を刻んでいますが、いきなりハードでやった事が原因なことと、プレイ時間が圧倒的に多いのは、たぶん付けっぱなしにして休憩やら食事やらをしていたからでしょう。まぁ、そんな感じです。
以下、ネタバレを含む内容になります。注意して下さい。以下は、レビュー点数の指標です。結構曖昧かもしれませんが、ご参考までに。
レビュー方式は、シナリオ、快適さ(操作やゲームの内容など)、サウンド・グラフィック、独自要素、個人的感想の5項目で行います。
0 – 価値なし
1 – ダメすぎる
2 – 何考えてるのです?
3 – やる気あります?
4 – 圧倒的に足りてない
5 – 何かが足りない
6 – あと一息が足りない
7 – 合格点
8 – 良い方、不満もあるけど
9 – もの凄く良いけど、強いて言えば
10 – 神・文句なし
では、レビューを開始します。
すべての感想は管理人個人のものによるものなので、あくまでも参考程度に留めておいて下さい。
レビュータイトル:メタルギアライジング リベンジェンス
レビュー項目 | ポイント | |
---|---|---|
シナリオ | 6/10 |
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快適さ | 8/10 |
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サウンド・グラフィック | 7/10 |
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独自要素 | 9/10 |
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個人的感想 | 8/10 |
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総合 | 39/50 |
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シナリオ – 6/10
- 結構なボリューム不足は否めない(あくまでもシナリオの話)
- 話の前後関係や、キャラの前後関係は基本的にシリーズを理解した上での話となっている
- 好みがわかれそうなストーリー
快適さ – 8/10
- ゲーム中は60fpsを維持していて、ほとんど処理オチもない
- 自由斬奪による処理オチもあまりない
- セーブやロードが長いと感じる事もない
-
カメラがここぞという時に悪い
(大勢に囲まれている時に中々動いてくれなかったり、部屋の角でカメラを回そうとすると、元に戻ったりカクカク動く) - 操作がシビアなのはアクション性が高いが故の話
- 周回プレイ時は、飛ばせない会話が長く感じられる
サウンド・グラフィック – 8/10
- 盛り上げるところは盛り上げるようなサウンドを入れてくるけど、サウンド自体は好みがわかれそう
-
もうちょっと多彩な武具があると嬉しかったかも?
(普通にプレイした場合は、2周目以降にメイン武器を探す事になる)
独自要素 – 9/10
- 自由斬奪は素晴らしいの一言
- でも、自由斬奪で狙いを定めるのは中々に難しい
- ボス戦に絶妙に微妙なQTEを何故採用したか疑問
個人的感想 8/10
アクション性は非常に高いです。そして、その分難しい。ここらへんはプラチナさんのゲームであることを非常に感じられます。ついでに言えば、アクションが苦手な人はトロフィーはかなり厳しいモノに思います。
ですが、自由斬奪はすこぶる面白いです。60fpsでヌルヌル動いていて、なおかつ処理オチもほとんど見られなかったのは賞賛すべき事でしょう。
まぁ、そこらへんと引き替えにストーリーの短さが出ているのだと思っています。
特に問題だと強く感じたのは、QTEとカメラです。
突如始まるQTEは落ち着いてやれば対応出来ますが、敵の位置や自分の位置、カメラの位置等々が色々と変化してしまい、なんともやるせない気持ちになりました。もっと適切な感じのモノだったら良かったのですが、個人的にはイマイチ合わなかったようです。
あとカメラは、1対多数となったときに非常にやりづらかったり、部屋の角だとカメラが初期値に戻されたりと、中々不便に動いてくれます。普通のプレイなら問題ないかもしれませんが、ピンポイントで問題がある、といった印象でした。
総評 – 39/50
一言で言えば、ストーリーのボリューム自体はそこまで多くないけど、アクション性が高くて難易度もかなり多彩なのでやり込み要素が高いアクション、といったところです。間違いなく賛否両論になるタイプの作品です。人を選ぶとも言えます。
このゲームで重要なのはシノギという防御方法です。これが上手くできるようになると俄然面白くなってきますが、これが出来ないとなると中々に手厳しい結果となります。違うゲームで言えば、ストリートファイター3のブロッキングシステムとほぼ同様のモノ……といって通じるかはわかりませんが、だいたいそんな感じです。これを難しいと思うか、マスターしたいと思うかで感想は変わるでしょう。
いきなり難易度をハードでプレイしたせいもあってか、結構な充実感は得られました。ですが、もっと簡単な難易度でプレイした場合は充実感が得られるかどうかはわかりません。……まぁ、コンティニュー回数111回は伊達じゃないと言う事です。
どういった人に向いているかと言えば、アクションゲームが好きで好きでたまらない人向けです。あとは、やりこむ事が好きな人でしょうか。一度クリアしたらもう終わり、という人には向いていませんし、アクションが苦手な人だと圧倒的ボリューム不足に遭遇するでしょう。
個人的には、結構良い作品だと思っています。ですが、さきほども書いた通り、賛否がわかれる作品です。アクションゲームに対して、腕に自信がある人はプレイしてみると結構楽しめるかとは思います。
以上、「メタルギアライジング リベンジェンス」のレビューでした!
:なんとか「メタルギアライジング リベンジェンス」を初見ハードクリアしてみました。
:ほんとにやったのか……。
:いやぁ、絶望は2回感じました。2人目のボス「モンスーン」とラスボス。ラスボスは特にアウトだった。ほんとに絶望した。難易度落として最初からやり直そうかと思ったくらいには絶望した。絶望先生かよ! ってギャグる余裕すらなかった。……コントローラを何度投げ捨てようと思ったか……。
:ま、それでもクリアできたならよかったじゃん。んで、楽しめたの?
:わたくしは楽しめました。負けてもなお、コイツマジ倒す! って思える不屈の精神の持ち主なら楽しめます。あと、死んで覚える事を辞さない人も楽しめるかな。全体的に短めなのは残念だけど、やり込み要素は濃いから。初代バイオみたいなもんだね。
:ふむ。なるほど……。やり込み派やアクション大好き派は楽しめそうだな。何はともあれ、お疲れ様でした!
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