最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく（そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません）、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 太字は、平均からの差が10％以上あった場合のタイトルおよび、気になったタイトルとその売上数
• 灰色部分は順位違い
• 黄色部分はファミ通さんかメディアクリエイトさんのみしかないタイトル

集計期間：2012年8月20日～8月26日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

上位ランキングが定番化しているので、新規タイトルだけを取り上げていきます。
2位の化物語ポータブルは3.4万と結構善戦した方に思います。
特殊報道部が約7000というのはちょっと物寂しい感じですね……。Vitaとのユーザー層のマッチングがうまくいかなかったのでしょうか。
ウィッチャー2が360のみなのに、約5000というのは大健闘……でも、ファミ通さんにランキングがないので、あとで取り上げます。

では、今日の気になるタイトルは、ドラクエ10、輪廻のラグランジェ、ウィッチャー、モンハン3Gの4つとなるので、そこらへんを取り上げていきます。ウィッチャー2とモンハン3はそれぞれ、ファミ通さん、メディアクリエイトさんにランキングされていませんので、20位の数字を入れてあります。

数として、ドラクエ10が総売上5万の差が出ています。売上も鈍くなってきていますし、これ以上の差が出るとも言えませんが、縮まるとも思えない数字になってきました。なんとも難しいラインですね。

輪廻のラグランジェは、元々売上数が少ないながらも、20％以上差が出るという事になりました。どうなのでしょう？　これは。ちょっと気になってしまう数字です。

ウィッチャー2は、360限定ながら大健闘しました……が、ファミ通さんには載っていません。実はこのウィッチャー2、開発元のCD Projekt REDがわざわざ海外メディアに向けて日本での発売をお知らせするプレスリリースを出したくらいだったのです。まぁ、そんなこともあり個人的にはランキングに入っていてほしかったのですが、そればっかりはひいきになってしまいます。入ってなかったのはしょうがないとして、実際ファミ通さん調べだとどれくらい売れていたのかは気になるところです。

あと、やはり気になってしまうのは、ファミ通さんランキングに毎度入っているモンハン3Gです。メディアクリエイトさんのランキングには毎回入っていないのに、ファミ通さんのランキングには入っている。これはもう、集計している店舗やその計算方法が違うから、としか言い様がないわけですが、それでもメディアクリエイトさんと20％以上差が出ているというのは少々気になるところ。引き続き注目しておきたいですね。

以上、売り上げ比較記事でした！