ビジネス:THQがNASDAQ上場廃止を無事回避したようです
板垣伴信氏の最新作「Devil’s Third」の全権利をValhalla Game Studiosに譲渡するなど、資金繰りが目まぐるしいTHQですが、ひとまずはNASDAQ上場廃止を免れたようです。
THQは、今年2月にNASDAQから180日以内に株価を10日間連続で1ドル以上にしないと上場廃止になる事が伝えられていました。その後、株式合併や発売タイトルの中止による資金繰りやスタジオ閉鎖、また大量のリストラ策など大ナタを振ってきたTHQですが、このたび海外メディアVG247さんが伝えたところによると、無事10日間連続で1ドル以上を達成したとのことです。
まずは一安心できるところまで進む事ができたということになります。今後の注目はDarksiders IIが発売されるので、その売り上げがどうなるかというところでしょうか。
ちなみに、日本のXbox360公式サイトには、すでにDarksiders IIのページも用意されています。もっとも、発売延期される前の日程のものですが……。ちなみに、海外の発売日は8月14日となっています。
なお、日本スタジオが閉鎖してしまったため、この後日本でTHQさんのタイトルが出るかどうかは未だ不明です。セインツロウ ザ・サードの廉価版はスクエニさんが発売する予定(9月6日)なので、そちら方面から出てくる可能性もありますね。
日本でも海外ゲームをする方々には知られていた会社ですので、今後どういった道を辿ることになるのか。注視していきたいと思います。
[情報元:VG247さん(海外サイトです)]
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:THQさんが上場廃止免れておめでとうっていうお話です。
:おー。良かったな。48Studiosみたいな道を辿るのかとハラハラしてたわ。
:いやまぁ、その後の売り上げが良くならないとまるでお話にならないけどね。まずは、近場の話題で海外のみだけどDarksiders IIが発売となるのです。その売り上げで多少はどうなるか、見えてくるんじゃない?
:ふむ。THQさんの苦難はまだまだ続きそうだな……。