ビジネス:THQがDevil’s Thirdの全権利をValhalla Game Studiosに譲渡したようです
経営危機に瀕してから様々なスタジオなどを閉鎖し、新たな資金繰りを行っているTHQですが、日本でも情報は多少出ていた板垣伴信氏の最新作「Devil’s Third」の全権利をValhalla Game Studiosに譲渡したことが明かされました。以下、抜粋。
今年5月に新作アクションゲーム『Devil's Third』のパブリッシング断念を発表したTHQは、同作の全権利が開発を手がける板垣伴信氏及びValhalla Game Studiosに譲渡された事を明らかにしました。
「THQはDevil's Thirdのパブリッシングを行わない事を確認します。ゲームのIP権は全て板垣さんとValhallaチームに返却されました」
[情報元:Game*Sparkさん]
とりあえずは一安心ですね。
すでにTHQが5月にDevil's Thirdのパブリッシングを断念したことはお伝えしましたが、全権利を譲歩されたという事はつまり、ヴァルハラゲームススタジオさんが新しいパブリッシャーを探す事ができるという事になります。すでにある程度形になっている部分もひっくるめ、全権利を譲渡できたのは不幸中の幸いだったかもしれません。
今後、ヴァルハラゲームスさんは新しいパブリッシャーを探す事になると思いますが、日本でも知られている板垣伴信氏の最新作がどうなっていくのか。注目したいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:THQさんから発売予定だったDevil’s Thirdの全権利を開発元のヴァルハラゲームススタジオさんが得たから、別のパブリッシャーを探せるぞぉーってお話です。
:ふむ。不幸中の幸いってやつか。
:そゆこと。正直、Devil's Thirdに関しては運がなかったとしか言い様がないけど、次のパブリッシャーを探せるのは良い事かと。今まで作ったモノが無駄にならないしね。……どこか買い取るところが出てくればいいんだけど……。
:ま、そこらへんも含め、まだまだ注目していく必要がありそうだな。THQさんには、早く再建の道筋が立つといいのだが……。