3DS体験版・シアトリズムFFとリズム怪盗Rはリズムのタイプが違いました
12月27日のニンテンドーダイレクトで体験版の配信が即日決定した「シアトリズムファイナルファンタジー」(以下、シアトリズムFF)と「リズム怪盗R」ですが、小1時間ほどプレイしてみました。2つともリズムゲームということなので、比較対象しながら書き進めようと思います。
シアトリズムファイナルファンタジー
リズム怪盗R
リズムゲームのタイプが違う
シアトリズムFFとリズム怪盗Rは同じリズムゲームというジャンルですが、似て非なるモノでした。
シアトリズムFFは、懐かしいサウンドに合わせてタッチパネルを操作するタイプです。
一方のリズム怪盗Rは、ノリノリのサウンドに合わせて指示されたリズムを取るタイプです。
ちょっと言い回しが難しいと思いますが、ビートマニアとリズム天国の違いだと思って下さい。ビートマニアっぽいのがシアトリズムFF。リズム天国っぽいのがリズム怪盗Rです。
ゲーム内容は?
シアトリズムFFは、懐かしいFFサウンドに合わせてタッチパネルで指示されたタイミングを取ります。ちなみに、動画にもあるようなタッチに成功した際のカシャカシャとやかましいタッチ音はコンフィグで消す事が可能です。個人的には、そのコンフィグ設定がなかったらひたすら原曲が聞き取りづらいゲームになっていたでしょう。
リズム怪盗Rは、ステージ毎にタッチパネルの操作が異なります。体験版なので、操作がすべて違うステージでしたが、後半になれば同じような操作のステージも出てくるとは思います。最初は結構戸惑いましたが、慣れてくると音楽も聴けて結構楽しくなってきます。スペースチャンネル5のシステムを使っているだけあって、ノリノリの音楽に乗せられて、なぜだか楽しくなってくる感じです。
どっちがいい?
個人的にですが、達成感があるのはシアトリズムFFです。一曲に3パターン。いわゆる、簡単、普通、難しいの難易度があり、色々と覚えて練習して曲をクリアしていくと言うタイプのゲームです。ですが、それを覚えきるのは結構大変でした。知っている曲なだけに、指定されたリズムのタイミングが何か違う、とか思う部分もあります。FF曲に思い出があるなら、こちらが良いでしょう。
気軽に簡単に面白くできるのはリズム怪盗Rでした。スペースチャンネル5を思わせる不思議な雰囲気に、ストーリーを合わせて、音楽もノリノリ。やっている事自体は馬鹿っぽい部分もありますが、それさえも容認出来るノリでした。ステージ毎に操作も違うので、常に新鮮な気分を味わえます。また、製品版になればストーリーも付くので、そちらにも期待できそうです。
というわけで、個人的に推したいのはリズム怪盗Rですね。シアトリズムFFはFF曲なので曲は問題ありませんが、一番高い難易度でプレイすると、曲を聞きながらプレイする余裕がありませんでした。一方のリズム怪盗Rは、曲を聴きながらやるとタイミングが取りやすくなります。リズムゲームでこの違いは大きいような気がしました。
以上で、体験版のインプレッション記事を終了します。皆様の参考になれば、幸いです。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:リズム怪盗Rの音楽が大変よろしい感じです。
:確かにノリノリだな。
:スペチャン5のシステム使ってるだけあるわぁ。いいわぁ。これ。
:リズム怪盗が良いのはわかった。シアトリズムは?
:あっちは音楽を聴いてる余裕がなかった。普通っぽい難易度なら2回でクリアできたけど、難しい難易度でやるともう曲を聴いてる余裕がなかとです。アタフタしちゃう。
:なるほど。シアトリズムは練習が必須か。
:気軽に、簡単にやりたいならリズム怪盗かな。シアトリズムは、ビートマニアとか楽譜を覚える系のリズムゲームだね。
:楽譜を覚えられたら達成感あるんじゃね?
:達成感あるけど、そこまでいくのが大変。でも、カシャカシャとうざったかったタッチ音が消せるというのは嬉しかった。
:そ、そうか。
:アレ、消せなかったら原曲聴きながらやるなんて無理ですわ。マジデ。
:まぁまぁ。でも、確かアビリティとかあるんじゃなかったか?
:アビリティあったらまた違うかもしれないけど、体験版じゃないのでどうにもできませんな。
:……ごもっともで。
:というわけで、個人的にはリズム怪盗Rを推したいです。頑張って下さい! セガさん!