カプコン、コーエーテクモゲームスとの特許権侵害訴訟で勝訴判決を得た事を発表。コーエーテクモゲームスは一部勝訴
2014年にコーエーテクモゲームスを相手取って特許侵害で訴えたカプコンですが、勝訴判決を得た事を発表しました。それに対し、コーエーテクモゲームスは一部勝訴した事を伝えています。
コーエーテクモゲームス:特許侵害訴訟(控訴審)の一部勝訴判決に関するお知らせ(PDF注意)
これで終わりそうですかね?
この裁判は2014年に、カプコンがコーエーテクモゲームスの「真・三國無双」シリーズ「戦国無双」シリーズでは前作のソフトをゲーム機に読みこませる事でキャラクターなどが追加されるという仕組みの特許、「零」シリーズでは画面に見えていない敵キャラクターなどの存在を振動で知らせる仕組みの特許の2つが侵害しているとして訴えた案件で、その一部が認められた事になります。支払額は1億5,691万3,710円(損害額 1億4,384万3,710円、弁護士費用等 1,307万円)とのことで、第1審の大阪地裁が出した判決だと517万円の支払いだったことを考えればカプコンの主張を大幅に認めた形です。
この判決についてカプコン側は勝訴判決と発表していますが、一方コーエーテクモゲームス側は一部勝訴しています。コーエーテクモゲームス側がどう動くか次第、というところになりましょうか。コーエーテクモゲームス側の発表は、後半の文言が第1審の判決が出た時の文章とほぼ同じだったりもするわけですが、コレを落としどころとするかどうか、今後の動向をしっかりと見守っておきたいですね。
:カプコンがコーエーテクモゲームスとの特許権侵害訴訟で勝訴したよーってなお話です。
:で、コーエー側は一部勝訴、と。
:まぁ、どちらも事実、というオチかな。特許絡みの話だし、裁判所がそう判断したのだからそうなのだろう、としか言えないね。これにて、一件落着といけばいいんだけど。……特許絡みの話は法律が絡むからメンドイよねぇ……。
:話が一気に難しくなるからなぁ。