Epic Games、どのデベロッパにも一律88%の取り分を掲げた「Epic Gamesストア」を発表

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新しいストアの爆誕です。

今のところSteamがプラットフォームとして力強い存在感を出しているPCゲーム界隈ですが、Epic Gamesはどのデベロッパにも一律88%の取り分を掲げた「Epic Gamesストア」を発表しました。

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ディベロッパーにとっては魅力的ですね。

元々Steamは3割の手数料を取っていたわけですが、近年メジャータイトルは自社運営をするという傾向が強くなってきており、Fallout76もその例に漏れないモノとなりました。そんなタイミングでValveは売り上げが1,000万ドルを超えたら25%の手数料、5,000万ドル超で20%の手数料にする事を発表し、コレは大手に取っては喜ばしい話題かもしれませんがインディーなメーカーからは批判されるという事態になっています。そういった中、今回のEpic Gamesが言う“いかなるモノであれ12%の手数料で済ませる”、というのは非常に力強いアプローチと言えるのではないでしょうか。

Epic Games自体は、ゲームエンジン“Unreal Engine”を作りあげた事でよく知られていますが、今回の「Epic Gamesストア」についてはどんなゲームエンジンであれ12%の手数料にすることや、“Unreal Engine”の5%のロイヤリティはその手数料12%からまかなうこと、またEpic Games独自とも言える「クリエイターサポート」プログラムがある事が協調されています。ゲーム開発をしている人たちは、一度目を通しておいた方が良い話題に間違いはありません。

ともあれ、新しいストアの登場でPCゲーム業界の変動が起きるかどうかが焦点の一つと言えます。最初にどのようなゲームを出してくるのかは12月6日に開催される「The Game Awards」で公開予定とのことなので、続報を楽しみにしておきたいですね。

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