連載:気まぐれゲーム雑記 第1067回:海外でAmazonプライムとTwitchが連動したそうです
企業間同士の戦いでもある
アマゾンプライムの拡充とも言える話題
AZです。ちょっと野暮用(?)で胃袋の検査をしたのですけれども、「胃は凄く綺麗な状態ですよ~。」と写真を見せてもらった際に、どう反応すれば良いのか未だに上手い受け答えがわからないまま過ごしております。
それはさておき、海外でアマゾンプライムとTwitchが連動したそうです。
ゲーム映像配信サービスのTwitchのイベント“TwitchCon 2016”が、本日よりアメリカのカリフォルニア州サンディエゴで開幕した。初日の基調講演では、新たな会員サービスとして親会社AmazonのAmazonプライムと連動した“Twitch Prime”を発表。米国、英国、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、スペインで提供を開始した。
Twitch Primeは月額10ドル99セント/年間99ドルの有料会員サービス(金額は米国の場合)。30日間の無料体験が可能なほか、Amazonプライム会員には無料で提供される。既存の有料サービスのTwitch Turboの上位互換とでも言うべき内容となっており、ストリーミングの広告カット、限定のチャット用絵文字やバッジなどが使えるほか、チャットでの名前の表示色も変更可能。毎月ひとつチャンネルのサブスクリプションを無料で行える。
さらに、会員向けに毎月無料ゲームやアイテムを提供予定。本日のローンチ時点では、Blizzardのカードゲーム『ハースストーン』の新ヒーロー“Tyrande Whisperwind”の利用権や、マルチプレイアクションゲーム『Streamline』のゲームまるごと、Hi-Rez Studiosの『Smite』や『Paladins』といったPC用F2P対戦ゲームのキャラクタースキンなどが無料提供されている。
~中略~
今回のこれらの発表は、Amazonが獲得したTwitchと、Googleが持つYouTube(および昨年ローンチしたゲーム特化版のYouTube Gaming)の両ゲーム映像配信サービスの対決が、有料会員サービスを含めた第2ラウンドに入ったと見ていいだろう。次にどんな弾が待っているのか、そして日本にも波及するのか、興味深い。
[引用元:ファミ通.com]
まったくもって興味深いですね。
日本では、まだごく一部の人達しか使ってない印象もあるTwitchですが、AmazonがTwitchを買収した事は記憶に新しい出来事でもあります。で、Amazonはゲームエンジン“Amazon Lumberyard”も提供したりとゲーム事業展開を着実に推し進めておりますし、その“Amazon Lumberyard”にはTwitchと連携させる機能もついていたりもしました。いよいよ、一般の人にも見える形で、Twitchの有効活用が始まったとも言える内容ではないでしょうか。
なにより、このサービスが強いのはAmazonプライムとの連動で、Amazonプライム会員なら無料で“毎月無料ゲームやアイテムを提供”されるというところでしょう。当然のことながら、日本でも導入をして欲しいと願わずにはおれません。
定額サービスというのは、魅力があれば加入し続ける人達がいるというのが最大の強みでもあります。Amazonプライム自体、結構な会員数を抱え込んでいるわけで、それをTwitchと連動させるというのは、実に上手く自社事業に取り込んだ形とも言えます。
Amazonの日本展開というのは、Kindleの時も結構な遅れ具合だった気がしないこともないわけですが、価格帯も合わせて暖かく見守りたいモノはあります。Twitchを日本でも広める機会の一つにもなりそうですし、日本でのサービス拡充も期待したい限りですね。
:海外でAmazonプライムとTwitchが連動したよーってなお話です。
:ふむ。そりゃすごいが、日本はまだなのか。
:動画配信する勢からすれば、結構魅力的に映るのかなぁ。Amazonプライム会員としましては、ハースストーンとかちまちまやってるし、是非日本でもやって欲しい限り。……日本のAmazonさんは色んな意味で頑張って欲しいのです……。
:さて、どうなるかねぇ……。