連載:気まぐれゲーム雑記 第935回:Steamのセールを目前に値上げしてたタイトルが多数あるようです

Steam

売買に大切なのは互いが信用できる関係であること

姑息な手は自身の首を絞めるだけ

AZです。モンスターハンタークロスを始めましたが、Fallout4のシステム面に関するレビューをもうすぐどうにかしようと四苦八苦しております。

それはさておき、Steamでオータムセールこと“探索セール”が開催中ではありますが、そんなSteamでセール前にゲームの価格を値上げし、セール時にセール前と同じ価格にするという姑息な売り方をしているモノがあるという話題が出ております。

Steamで探索セールが行われ、多くのゲームが値引きされているが、一部のゲームがセール前に値段を引き上げ、セールの対象となっていながら実際はセール前と値段がほとんど変わっていないことが指摘された。

Steamの情報サイトSteam SpyはTwitterで「かなりの数のゲームが秋のセールの直前に価格を上げていた。だから彼らは値引きして売ることができる。なぜこれが許されるんだ?」と投稿していくつかの例を挙げた。

Steamにおけるソフトの価格変動を公開しているSteam Pricesによると、セールが始まる直前の11月25日あたりで多数のソフトが一気に価格を引き上げているのを確認することができるが、その数は10や20どころではない。

[引用元:Kulturさん

流石にどうにかして欲しいレベルですかね。

Steamを知っている人ならば、セール時に非常に多くのゲームが売れるという事を知っている事でしょう。だからこそ、春夏秋冬の各セールが注目されるわけですし、毎回取り上げられることになるのです。

モノを買うという行為は、売る側の価格という価値と、それを支払う買う側の対価をもって初めて成立します。そこにあるのは、互いを信用しているという関係です。買う側は対価を支払うだけの価値はあると思って買うわけですし、売る側もその対価をもらうだけの価値があると見込んで価格を付けるのです。つまり、信用できるか否かが最重要視されます。

一方セールというのは、そのもらう対価を一時的に下げて、モノに対しより高い価値がある事をアピールしながら、買う側に大きな満足感を与える手法となります。Steamでは、先も書いた通り「セール時にセール対象になっているゲームが売れる」のであって、セール時に「セール対象になっていなければ購入候補から外れやすい」というのも考えた上での値上げなのでしょう。他にも、今回の一件はセールとなれば「安くなっていて当然」と思う人が多い事を考えた上でやっていることなので、ただただ信用をなくすだけの行為といっても過言ではありません。

こういった一件があると、今後いろいろと変化せざるを得ない事情がでてきてしまいますし、セール時の価格が本当にセール価格なのかを疑っていかないといけなくなります。パブリッシャーは無駄にヘイト値を溜める必要はないと思いますし、くだらない手を使わずに発売しているゲームを売って欲しい限りですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第935回:Steamのセールを目前に値上げしてたタイトルが多数あるようですに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:Steamのセールを目前に値上げしてたタイトルが多数あったらしいよーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ。そりゃまた由々しき問題だな。

しょぼーんさん:モラルが問われるね。価格を付ける権利は売る側にあるのでそこに対して文句は言えないんだけど、「売り方が気に食わねぇよ」と言うのは良いんじゃないかと思うよ? ……ほら、「ゲームは好きだけど会社は気に食わねぇ」って感じのヤツ、思い当たる節はありませんか?

しゃきーんさん:……答えづらいをこっちに振るなよ……。

コメント (2)

名無しのゲーマーさん

小さいなぁ

名無しのゲーマーさん

まぁ、安くなるなら構わんがの

ただ、steamは利用してないがな

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