連載:気まぐれゲーム雑記 第893回:TGS 2015のフューチャー賞と来場者数が発表
フューチャー賞の基準がわからない?
今後、「家庭用ゲーム機市場」は盛り上がるのか
AZです。膝がカクっとなったとき、自分の老いを本気で感じてしまいます。
それはさておき、TGS 2015のフューチャー賞と来場者数が発表されております。まずは、フューチャー賞の話題から。
日本ゲーム大賞 フューチャー部門
- 「逆転裁判6」(3DS)
受賞社名:カプコン - 「Star Wars バトルフロント」(PC / PS4 / Xbox One)
受賞社名:エレクトロニック・アーツ - 「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」(PS4 / PS3)
受賞社名:スクウェア・エニックス - 「東亰ザナドゥ」(PS Vita)
受賞社名:日本ファルコム - 「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」(PS4 / PS3 / PS Vita)
受賞社名:スクウェア・エニックス - 「人喰いの大鷲トリコ」(PS4)
受賞社名:ソニー・コンピュータエンタテインメント - 「FINAL FANTASY XV」(PS4 / Xbox One)
受賞社名:スクウェア・エニックス - 「Fallout 4」(PC / PS4 / Xbox One)
受賞社名:ベセスダ・ソフトワークス - 「ペルソナ5」(PS4 / PS3)
受賞社名:アトラス - 「モンスターハンタークロス」(3DS)
受賞社名:カプコン
以上となります。
フューチャー賞は、TGSの開催期間中3日間を使って来場者投票を行い決定します。つまりは、「期待できそうなタイトル」を集めた賞であり、基本的には大きな宣伝力等々を持つタイトル群が並ぶのも、当然の流れと言いましょうか。
ついでに、「完全新作がほとんどラインナップされない」という結果も、今の日本市場を映し出しているような気にはなります。いやまぁ、完全新作が出せないメーカーの都合とやらがあるのも理解はできるわけですが、こういったところに完全新作があまり出てこないというのは、何とも歯がゆい気分がしないこともありません。……あと、モバイル関連ゲームって、ここにラインナップされなかったんですね。
また、それ以外にも来場者数が発表されました。
- 9月17日(木)ビジネスデイ:29058人
- 9月18日(金)ビジネスデイ:29557人
- 9月19日(土)一般公開日:97601人(内ファミリー 10360人)
- 9月20日(日)一般公開日:11万2230人(内ファミリー 14517人)
- 合計:26万8446人(内ファミリー 24877人)
この数字は、総来場者数だと歴代2位ということだそうです。それだけ盛り上がったということでしょうし、むしろ盛り上がっていないとそれはそれで非常によろしくないのは明白です。YouTubeやTwichといった動画配信サービスやVRといった独特路線でアピールできたのも、良かったのかもしれません。
TGS 2015を見てみるに、来年以降も話題作が多数あるというのは良い事に間違いないでしょう。今後、年末商戦へ向けて各社まっしぐらとなるわけですが、年末年始や来年以降の各社の動きもしかと見守っておきたいモノですね。
:TGS 2015のフューチャー賞と来場者数が発表されたよーってなお話です。
:ふむ。フューチャー賞はなんつーか、話題作って感じだな。
:そだねぇ。これらにインディーゲームがラインナップされたら本当に凄いとは思うけど、来場者が何をプレイしたかで大きく変化する賞ではあるよね。仕方がない事ではあるけど。……来年もフューチャー賞に選ばれる前に発売されて欲しいねぇ……。
:ああ、2016年の年末に発売とかだったら、来年のフューチャー賞にも入る可能性があるのか……。