最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2015年3月23日～3月29日

［参照元：ファミ通.comおよび4Gamer.net］

2015年3月23日～3月29日の新作

新作は、次の8本となっています。

1. Bloodborne
2. ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-
3. ワンピース 海賊無双3
4. シアトリズム ドラゴンクエスト
5. 閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS -少女達の選択-
6. 魔界戦記ディスガイア5
7. プロ野球スピリッツ2015
8. 黒子のバスケ 未来へのキズナ

PS4のコア層向けとして登場した「Bloodborne」が、無事首位となりました。これまた、多いのか少ないのか判断に困るところですが、消化率は高いようですし好調なスタートと言うべきラインでしょう。今後、どこまで伸ばせるのかは生暖かく見守りたいモノがあります。

ラノベ枠ともアニメ枠とも言える「ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-」は、かなり好調な結果を出しています。元より、ゲームとしても結構遊べるモノになっているようですし、安定したシリーズになっているような気がしないこともありません。流石、バンナムです。

「ワンピース 海賊無双3」は、PS3・Vita・PS4版の順番で売れたという結果になっています。今のところ、そういったプレイヤー層なのでしょう。PS4への買い換えが中々進みづらいところなのかもしれません。

「シアトリズム ドラゴンクエスト」は、思ったよりはぼちぼちな雰囲気です。ドラクエヒーローズが出たばかりですし、リズムゲームの需要はそこまで多くなかった可能性は否定しがたいところでしょうか。

「閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS -少女達の選択-」は合わせて7万程度ですが、高木氏曰く10万突破を果たしているそうで、思った以上に好調なようです。下着消失バグなど、何かと話題に事欠かないのは、実にカグラらしいともいうべきオチに思えてなりません。

「魔界戦記ディスガイア5」は、新作群の中では一番苦戦したようです。発売するタイミングが悪かったか、PS4専用に舵を切るには早かったのか、可能性はそこそこに出てきますが、とりあえずは看板タイトルですし上手く話題を作っていって欲しいところではあります。

その他、野球の定番枠「プロ野球スピリッツ2015」は、相変わらず安定した売れ行きです。スポーツ枠は本当に強い。あとは、「黒子のバスケ 未来へのキズナ」は、前作から少々落としているようですが、なんだかんだと原作の強さが見え隠れしている印象にはなります。

全体的に見て、新作乱舞だったというのは喜ばしい限りでした。賑わっている感が出ていて、良い雰囲気です。あとは、来週どの程度持続するのか次第、でしょうか。ある程度、話題になり続けて欲しいところはあります。

各ハードについて

Wii Uは、相変わらず低空飛行です。まぁ、話題作がない以上は引っ張りようもないわけで、やはり「ゼノブレイドクロス」まではノンビリと進んでいく予感は、想像に容易いでしょう。明日の、ニンテンドーダイレクトで何か一石を投じるのか否かが見守られます。

PS4は、先週と変わらず好調な印象です。「Bloodborne」のような話題作が出て来たというのは良いですね。来週以降も、この勢いを持続できるのかどうかが最大の焦点になりそうです。

Xbox Oneは、こちらも変わらず厳しい。日本で発売してくれただけありがたい、とも見えてしまうようなビジネス模様になっています。今後打つ手はあるのかどうかが気になって仕方がありません。本当に、頑張って欲しいモノです。

以上、今週の売り上げ比較記事でした！