連載:気まぐれゲーム雑記 第750回:アメリカのゲーマーがPS4,Xbox One,Wii Uの何に魅力を感じたかアンケートがかなり興味深い
気まぐれゲーム雑記
第750回:アメリカのゲーマーがPS4,Xbox One,Wii Uの何に魅力を感じたかアンケートがかなり興味深い
ゲームの何を重視するか
何を持ってして良しとするかという基準
AZです。以前貰ったアルコール飲料系をちまちまと消化しておるのですが、思いのほかすぐに酔う自分を発見しました。
それはさておき、米国ゲーマーがPS4,Xbox One,Wii Uのどこに魅力を感じて購入したかというアメリカの調査会社が発表した結果がほのかに話題を呼んでおるようです。
第8世代(PS4とXbox One、Wii U)コンソールの購入者に関する調査を実施し、第8世代コンソールを購入したユーザーのほぼ9割が第7世代コンソールを所有しているといった状況や、コンソール別に購入を決めた要因をまとめた調査結果を発表し注目を集めています。
今回の市場調査は、Nielsen 360 Gaming Reportの一環として、アメリカに居住する13歳以上の第8世代コンソール購入者4,400人を対象に行われたもので、PS3やXbox 360、Wiiを所有しない第8世代の新規ユーザーが平均で1割を切る状況や、新世代機購入時にコンソールファミリーを移行したユーザーの規模、アメリカの消費者が抱いているコンソール別の印象や魅力が見て取れる非常に興味深い内容となっています。
PlayStation 4 Xbox One Wii U 1 解像度の高さ ブランド 楽しい要素 2 Blu-rayプレイヤー 革新的な機能 子供向け 3 ゲームライブラリ 高速な演算パワー 価格と価値 4 高速な演算パワー 独占タイトルとコンテンツ 後方互換機能 5 家族の希望 楽しい要素 独占タイトルとコンテンツ [情報元:doope!さん]
結構面白い感じになってますね。
このようにしてみると、PS4,Xbox One,Wii Uそれぞれに違ったものを求めているのがハッキリとわかります。海外の話題とは言えど、日本でも似た様な感覚的なモノはあるのではないでしょうか。……Xbox Oneの「ブランド」については、日本だとそういったブランドイメージになりづらい面があるのは否定し難いですが。
PS4の「解像度」については、元よりPS4はPC寄りになっていく事を示唆していました。動画のシェアが、一番わかりやすいところでしょうか。PCでやったら面倒な事をより簡単にしつつ、PCよりはリーズナブルな価格で提供するという路線です。今はちょっと過剰なくらい解像度を求めているような雰囲気も感じられたりはしますが、よりリアルな描写を求めるなら選択肢として出てきても不思議ではありません。
一方、Wii Uの「楽しい要素」は、そのまま「任天堂に期待している事」に直結している事が窺えます。現時点だと、国内でWii Uが売れないことに問題を抱えてはいますし、どんでん返しで普及させる事は難しい情勢ですが、少なくともWii Uを買った人達には任天堂らしいゲームなるモノを提供はできているでしょう。まぁ、当面は「今後のラインナップ」と、Wii U・3DSの次世代がどうなるのか、という2点がピックアップされ続けそうな気はしますけど。
ゲームは、据え置き機だけではなく、スマートデバイスやPCなどあらゆる方面に広がったのが今の状態とも言えますが、今後はどの市場がどれだけ広がっていくのかにも注目が集まります。私としては、あらゆるデバイスでプレイできるような環境が整っていく事を期待したいモノですが、今後10年程度でどう変化していくのかはジックリとウォッチしておきたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:アメリカのゲーマーの話なんだけど、それぞれ何に魅力を感じてハードを買ったかという調査結果がでてるよーってなお話です。
:なんとなくわかりそうな雰囲気はするな。
:まぁ、ハードにどんな魅力を見出すのかは人それぞれだけど、そういった傾向が強いという事で。むしろ、ハードに求めるモノが皆同じだったら、価格やサービス競争にしかならんでしょうし。……ま、それぞれに差別化をした結果だというオチっすな。
:ま、ゲーム好きならば、どのハードもそれぞれに盛り上がっていくことを期待したいわなぁ……。
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いつも思うんですけど、北米だけじゃなくて欧州のゲーム市場についても知りたいですね。
あちらも結構大きい市場のはずですけど、毎度こういうのは北米ばっかりなので。