連載:一週間(2015年2月8日~2月14日)を振り返るコラム的な何か 第130回:レジェンドオブレガシーのレビューが程よく閲覧されたらしい一週間

一週間を振り返るコラム的な何か
第130回:レジェンドオブレガシーのレビューが程よく閲覧されたらしい一週間

読んで貰えるレビューをたくさん書きたい所存です

AZです。比較的和服派なわたくしめですが、まさか新調した半纏(はんてん)で首が擦れるとは想像できませんでした。

さて、2015年2月8日~2月14日までの間に一番見られた記事は、「「レジェンドオブレガシー」のレビュー:システムを理解して試行錯誤を繰り返し遊ぶ、育成と戦闘に特化したクラシカルなRPGに見るダンジョンRPGっぽさ」でした。興味を持ってもらえたかどうかがきになってしまいます……。また、「任天堂がキャラクターのライセンス事業を本格化させるらしい件」もよく読まれていたようなので、任天堂周辺の話題を整理しておこうかと思う次第です。

クラシカルなRPGも色々あるのです

やっとこさクリアしたレジェンドオブレガシーをレビューしたわけですが、久々に「古典」なRPGをやったと言う印象であり、それと同時に、自身にとってRPGに何を求めるのかを考えるには丁度良い作品だった様に感じられます。私は好きですよ? ストーリーではなく、プレイヤーの考えをゲームに反映させて全力で楽しめという内容のゲーム。

RPGというのは、ストーリー、キャラクター、システム、その他諸々の複合的な要素が絡み合って、プレイヤーに娯楽を提供することになります。とはいっても、それらの要素の比重はどれも自由であり、どのウェイトを重くするかで楽しみ方も様々です。とりわけ、レジェンドオブレガシーの場合、ストーリーを追いたいというのはゲームを続ける動機になりにくいですし、早くクリアしたい人にとってもさほど楽しくはないでしょう。そこらへんは、ハッキリとわかります。

レジェンドオブレガシーは、ストーリー面に期待している人にとっては、期待外れのモノに違いありません。なぜならば、バトルにおいて幾度のGame Overを体験しながら「実践で学べ」というところから始まり、プレイヤーがシステムを理解して「理解したシステムをどう活用してバトルを支配するのか」を楽しむモノになっているからです。育成も、サガライクな技の閃きも、フォーメーションという名のロールも、精霊による影響のコントロールも、すべてシステムを理解して「バトルを支配」する為の要素に過ぎません。

一応、拠点となる街と幾多のダンジョンで構成されているので、総合的にはダンジョンRPGを可視化したようなモノになっていますが、そのメインはバトルにあるといっても良いでしょう。その在り方は、実にウィザードリィライクな古典的RPGです。ですので、バトルシステムを遊び倒したい人なら十分楽しめますが、ストーリー面を楽しみたいというなら2ヶ月後くらいに発売される「ブレイブリーセカンド」の方が圧倒的に良いとも言えます。すでに、「ブレイブリーデフォルト」という前提がありますし、ストーリーの内容に期待が集まるのは当然とも言えましょうか。

レジェンドオブレガシーは、ストーリーがさほど盛り上がらなくともシステムを遊びたいという人にとっては手に取って見て欲しい一作です。すでに体験版も配信されておりますので、気になる人はちょっとやってみて欲しい限りですね。

任天堂がどう盛り返すのか

任天堂がキャラクターのライセンス事業を本格化させているという話題に触れたわけですが、今の任天堂はそれ以外にも健康事業やら何やら色んな話題が飛び交っています。任天堂だからこそ、話題が大きくなるところは否定しがたいところでしょう。

任天堂の抱えるプラットフォームの問題としては、3DSが海外で結果を出せないという事と、Wii Uが根本的に結果が出ないという事の2点になります。とはいったところで、早急にどうにかなるわけでもなし、その次をいつ出すのかが焦点になるのではないでしょうか。恐らくは、今年は現状維持に努めて来年以降仕掛けてくるような気はしておりますが……。

そういった中で、キャラクターのライセンス事業は結構重要なアピール方法の一つにもなりましょうか。任天堂として出せるタイトルが限られている中、外に向けてどうアピールするかと言えば、ライセンス事業で他社に貸し出す方が手っ取り早いのは間違いありません。ブランド劣化させる事なく扱うのが重要ですが、そこだけは凄くシビアにやる事が予想できるだけに、どれだけ手広くやるのかが注目されます。

ゼルダの実写ドラマ化などが噂されるくらいには、ライセンス事業に力をいれていこうという姿勢が見え隠れしますが、今後も任天堂は良くも悪くもマイペースに時代に合わせながら突き進んでいく事でしょう。ブレる事知らずで邁進し続けていって欲しい限りですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:今週は、レジェンドオブレガシーのレビューが一番閲覧されてたよーってなお話です。

しゃきーんさん:そりゃよかったな。

しょぼーんさん:なんだかんだと、気にしていた人は多かったのかなぁと。ゲームってのは、ボタンを押す事でその世界にプレイヤーを没入させるわけだけど、自分の考えが反映されるのかどうかってところで評価がわかれる作品にも思えたよ。ついでに、ストーリー面に期待しちゃいけないとは言うけど、カエルさんのエンディングはマジ最高だと言い続けます。……ちなみに、わたくしはB級映画「蛾人間モスマン」や「シャークネード」をツッコミ満載ながらもかなり楽しめちゃうタイプの人間です。

しゃきーんさん:……それはそれでどうなのよ……。

連載:一週間(2015年2月8日~2月14日)を振り返るコラム的な何か 第130回:レジェンドオブレガシーのレビューが程よく閲覧されたらしい一週間に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

記事にコメントを書く