かつてアイレムから出ていたけど震災などの諸問題でシリーズが途絶えてしまった「絶体絶命都市」ですが、グランゼーラがアイレムから「絶体絶命都市」シリーズの版権を取得したと発表されました。

株式会社グランゼーラ（本社：石川県金沢市）は、アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社（本社：東京都千代田区）が保有していたゲーム「絶体絶命都市」およびそのシリーズタイトル（新規タイトルを含む）に関する全世界での販売権、知的財産権を取得いたしましたのでお知らせいたします。

これまでのシリーズタイトルの販売再開

現在下記の旧作タイトルのダウンロード配信につきまして、準備・検証を進めております。

• 絶体絶命都市（PS2：ゲームアーカイブス）
• 絶体絶命都市２ -凍てついた記憶たち-（PS2：ゲームアーカイブス）
• 絶体絶命都市３ -壊れゆく街と彼女の歌-（PSPダウンロード版）

配信可能であることが明確になり次第、配信開始日等の情報を弊社Ｗｅｂサイトにてお知らせいたします。

新作および関連タイトルの展開予定

絶体絶命都市シリーズの新作および関連タイトルに関しましては、発表できる段階になりましたらお知らせいたします。

なお、｢絶体絶命都市４ -Summer Memories-｣に関する情報は、2015年秋ごろを予定しております。

～中略～

今後の絶体絶命都市シリーズにつきまして

株式会社グランゼーラでは、絶体絶命都市シリーズを継続的に皆様にお届けできるよう、そしてシリーズをより発展させ存在価値のあるコンテンツとしてご提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

［引用元：グランゼーラ公式サイト］

これは喜ばしい動きですね。

元々グランゼーラは、アイレムで「絶体絶命都市」シリーズなどを手がけていた九条一馬氏らが独立して作られた経緯があります。その後アイレムはゲーム事業自体をほとんど撤退しパチンコ・パチスロ事業へシフトした事もあり、「絶体絶命都市」の続編は絶望視されていましたが、グランゼーラがどうにかして版権を入手できたというのは喜ばしい限りでしょう。

今後の「絶対絶望都市」の可能性がハッキリと見えただけに、シリーズファンにとっては感慨深いモノがある様にも感じられます。2015年の秋に出てくる新情報を期待しておきたいですね。