連載:気まぐれゲーム雑記 第697回:2014年のゲーム業界を勝手に振り返る part1 ゲーム業界の話題になった出来事を個人的セレクトで簡単に見直す

気まぐれゲーム雑記
第697回:2014年のゲーム業界を勝手に振り返る part1 ゲーム業界の話題になった出来事を個人的セレクトで簡単に見直す

色々ありました

今年もしっかり振り返ります

AZです。年末年始の計画を立てていると、何は無くとも師走を実感せずにはいられません。

それはさておき、2014年も残すところあとわずかとなりました。という事で、昨年は似た様な時期に2013年をハードごとに区切って自分なりの総括しましたが、アレは短時間で書き上げるには無謀過ぎた企画だという反省を踏まえまして。今年は、計画的に2014年を振り返ろうではないかと思ったわけです。そんな前置きをしつつ、今年を締めくくっていく内容第1弾は、2014年の国内外に置けるゲーム業界全体で話題になったような雰囲気のある出来事を個人的な選別で簡単に取り上げていきます。

バグや不具合、運営が問われる

バグや不具合などについて問われる一年だったとも言えます。スマートデバイスでは、「ワンダーフリック」が荒れましたし「ドラクエモンスターズ スーパーライト」は運営の在り方についても問われる事となった一件です。一方で、最近では「アサシンクリードユニティ」「真・三國無双7 Empires」がバグ問題で揺れたのは記憶に新しいところです。

バグ問題は、常に唯々誠実に対応するしかないわけですが、問われるのはどちらかと言えば完成度の話でしょう。パッチで修正ができるようになったのは喜ばしい限りですが、修正する事を前提に売り出すという事態も招いています。もはや、金銭的な事と延期と信頼はどれが重視されるべきなのか、企業としてのモラルが問われているといっても過言ではないでしょう。あのEAでさえも、プレイヤー重視の開発に舵を切る世の中です。どうすべきかという答えは出ている様な気がしてなりません。

大型買収案件が3つ

今年は、珍しく買収が3回も発生しました。FacebookによるOculus買収、AmazonによるTwitch買収、そしてマイクロソフトによるMojang買収です。これらの買収案件はすべて海外企業によるモノですが、どれもゲーム業界に関わりがあるモノと言えるでしょう。

これらの買収案件は、その内訳がVR・ゲーム動画・マインクラフトの3つになります。VRは今後大きな可能性を秘めているだけに、Facebookの買収で何が変化するのかは注目されますし、Twitchは今後もゲーム動画に大きな影響を及ぼす事は言うまでもありません。マインクラフトは、先日ストーリーモードが発表されたばかりなのでそれ次第にもなりましょうか。2015年も、話題になる買収が起こるか否かは注目しておいて損はないでしょう。

日本メーカー同士による訴訟

ゲーム業界の話題か? と問われると絶妙に微妙なラインにもなるわけですが、SNKプレイモアがスクエニの「ハイスコアガール」を巡って著作権侵害で提訴するという自体になりました。本件は、刑事でも民事でも裁判が行われる事になっており、民事は泥沼化が露呈している状況と言えます。一方、刑事の方はどこまでを著作権侵害と見なすのかが注目されるのではないでしょうか。

また、カプコンがコーエーテクモを提訴するという案件もありました。こちらは特許侵害での提訴となっており、私個人の予想ではありますが戦国無双4が猛将伝を出さなかったのはここら辺が絡んでいるのではなかろうかと思っております。どちらかと言えばカプコンの企業イメージダウンのほうが計り知れないところにもなるわけですが、権利を持っているのがカプコンである以上は仕方がない話かもしれません。とは言いながらも、見ていて余り良いモノではありませんので、早々に決着をつけてほしいところなのですが、コーエー側も徹底抗戦するようなので決着は当分先になりそうです。

最新ハードの発売とその他諸々

他にも、妖怪の仕業で妖怪ブームが巻き起こったり、PCゲームのシミュレータージャンルにおける頂点を極めたような気がしたタイトルは「ヤギシミュレーター」だったりといろいろ話題が尽きないわけですが、一番書いておきたいのは日本でもやっと最新ハードが発売されたという事です。

日本では、PS4が海外から半年遅れの2月22日、Xbox Oneが約1年遅れの9月4日に発売されました。しかして、日本だと現時点で据え置き機が盛り上がっているという印象にはなれません。残念極まりない話ですが、アピールできるタイトルが限られている以上世代交代が進まないのも道理と言えるでしょう。日本の場合、PS4は2015年が勝負の年にもなりますが、Xbox Oneは色んな意味で厳しいと言わざるを得ません。そういった日本ゲーム市場の話題は後日改めて取り上げたいと思います。

まとめ

少々駆け足で振り返ってみましたが、明日からはSteam絡みでの価格価値についてや実況動画についてなど、2014年をピンポイントにピックアップして書いていく予定です。2014年も残すところあとわずかですが、こんなノリでどうぞよろしくお願いします。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:2014年もそろそろ終わりそうだから、しっかりと振り返っていくよーってな話です。

しゃきーんさん:ふむ。まぁ、もう年の瀬といっても良い時期にはなったな。

しょぼーんさん:今年も色々ありましたぁ……を1回で書こうとするととんでもない文章になっちゃうわけでして。たまには、数回にわけて書くのも良いのかなと思った次第。どれもこれも書いてたら際限なしに出てきそうなくらい話題はあるんだけど、強いて選ぶならって話題を取り上げました。……明日はよほどの事がない限り「インディゲーム」について書くつもりですよ!

しゃきーんさん:……フラグばっかり立てるんじゃねーよ……。

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しょぼーんさん

しゃきーんさん

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しゃきーんさん

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