最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2014年11月24日～11月30日

［参照元：ファミ通.comおよび4Gamer.net］

2014年11月24日～11月30日のランキング

今週の新作は11つ。

1. ファンタシースター ノヴァ
2. フェイト/ホロウ アタラクシア
3. 新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士
4. バイオハザード HDリマスター
5. ドラゴンエイジ：インクイジション
6. ニセコイ ヨメイリ!?
7. ご当地鉄道 〜ご当地キャラと日本全国の旅〜
8. 大江戸BlackSmith
9. Code：Realize（コード：リアライズ） 〜創世の姫君〜
10. デカ盛り 閃乱カグラ
11. ヒーローバンク2

まずは、PSO2の流れを汲みながらも新生を目指したらしき「ファンタシースター ノヴァ」がぼちぼちのスタートとなりました。ゲームとしては、無難にPSOっぽい何かをやっている感じにはなれます。もうすこしやり込みがあるようなので、来週くらいにはレビューできるかとは思っております。

「フェイト/ホロウ アタラクシア」は、しっかりとファン層に支えられたような印象もあります。こういったところは、流石ともいうべきタイトルでしょう。

「新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士」は前作からユルっと数字を落としていますが、続編と見れば無難なところでしょうか。また、「バイオハザード HDリマスター」も同じような印象を受けます。後日発売される最新ハード向けでどうなるのかはちょっとした見どころかもしれません。

「ドラゴンエイジ：インクイジション」は、PS4が売れるという結果になりました。根本的に「続編」「海外ゲーム」という難しい括りではありますし、売れ行きその物も大きくはありませんが、PS3版とPS4版で倍以上違うというのはポイントにもなりそうです。今後、PS4の普及がどの程度進むのかは、こういった各タイトルの売れ行きが見せてくれる事でしょう。

「ニセコイ ヨメイリ!?」「Code：Realize（コード：リアライズ） 〜創世の姫君〜」は、ターゲット層を狙い済ましていますしまずまずといったところにも見えます。一方で、やはり「ご当地鉄道 〜ご当地キャラと日本全国の旅〜」は厳しいモノがあった感がありました。ご当地キャラとゲームの融合は、現段階だとせいぜいコラボ程度が限界なのかもしれません。

路線が同じと言える「大江戸BlackSmith」「デカ盛り 閃乱カグラ」もまた、まずまずという印象です。「大江戸BlackSmith」は、新作が売れにくいという中で健闘した方……にも思えてしまいます。一方で、「ヒーローバンク2」はちょっときびしいですね。メディアミックスの相乗効果がまったく得られていないという印象です。これもまた、妖怪ブームがもたらした妖怪の仕業なのかもしれません。

全体的に見て、ポケモンがまだまだ強いというのは流石年末商戦とも言うべきタイミングでしょう。また、「ファンタシースターノヴァ」や「新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士」など中堅タイトルっぽいモノは、まずまずな結果を出しています。とはいっても、年末商戦ですし、もう少し伸びても良い感はありますが……。

Wii Uは、年末商戦を迎えてゆるっとした伸びを見せています。勝負は、今週発売のWii U版スマブラだと誰もが分かっている事ですし、そこで本体を牽引できるかが唯一無二の注目どころといっても過言ではありません。

PS4も、堅調な結果を見せています。そろそろドラクエ仕様のPS4が発売されるので、そこで一気に伸びるのは予想できますが、それがどれくらいになっているのかは多くの人が見守るところにもなりましょうか。

Xbox Oneは、泉水氏の退任により今後どうなっていくのかが見守られますが、どちらにせよ厳しい市場である事に変わりはありません。……今後、どんな一手を打ってくるのでしょうねぇ？

以上、今週の売り上げ比較記事でした！