連載:一週間(2014年10月12日~10月18日)を振り返るコラム的な何か 第115回:囲い込みの話題が出たりゲーム実況の話が出た様な気がする一週間
一週間を振り返るコラム的な何か
第115回:囲い込みの話題が出たりゲーム実況の話が出た様な気がする一週間
年末が近づいてきています。
箱根駅伝の予選会が行われたそうです
AZです。なんだかんだとお正月は箱根駅伝を見るタイプです。
さて、2014年10月12日~10月18日までの間に一番見られた記事は、「囲い込んだあとのコミュニティをどうやっていくのかが肝心」でした。コミュニティの運営能力も問われる気がしてなりません。他には、「日本のゲーム実況はどうなっていくでしょう?」なんかも見られていたようなので、そこらへんについて振り返っておこうかと思います。
どうせ囲い込まれるなら……?
ファミ通の人が、今後は囲い込みに上手くいったコンテンツが生き残ると発言していたという話題ですが、まぁ流石にそういうのはもう誰もが分かっている事といっても過言ではないでしょう。
各メーカーは、プレイヤーを自社製品と関連付けるためあの手この手で囲い込みをしようと試みます。それが功を奏しているのかどうかはコンテンツごとに違う結果が出てくるとは思いますが、いわゆる自社のファンになってもらおうと必死なわけです。
最近ではSNSなどで広報活動をするメーカーも増えてきており、プレイヤーとメーカーが接する機会も多くなってきました。ですが、その分リスクもあるわけで、もめ事が勃発する恐れもあります。そういった意味で、その後のコミュニティの運営こそが重要なキモにもなってくるわけです。
せっかく出来上がったコミュニティを上手く運用できず、いまいちコンテンツへの動力源にならないというのは勿体ない事ですし、どうせ囲い込むのならプレイヤーをどれだけ気持ち良く囲い込んでおくのかというのも一考の余地があるでしょう。せっかく囲い込んだプレイヤーが離れていくことがないよう、どのメーカーも頑張って欲しいモノですね。
ゲーム実況も競争が激化しそう?
ゲーム実況の現状を簡単に書いた記事があったのでご紹介したわけですが、日本のゲーム実況はニコ動のみで流行っている印象が強く、メーカーと同様に海外へ打って出る人は少ないという印象があります。
PewDiePieがYouTubeでゲーム実況をし4億円を稼いだ事が話題にもなりましたが、日本人がこれの後に続くのは中々にハードルが高いと言えましょうか。1つは、ニコ動という必ずしも解放的とは言えないコミュニティ内で「ゲーム実況で」稼ぐというのは難しいでしょうし、何よりPS4やらXbox Oneやらでゲーム実況をしようと思う人は緩やかに増えていく事が予想されます。その先に待つのは、競争社会とも言うべきところでしょうか。
もう1つは、言葉の壁です。YouTubeの特徴は、ニコ動に比べて外人さんの視聴率が圧倒的に高いというのが挙げられますが、動画作りでも最初から英語に配慮するような作りをする人はそうもいないでしょう。それに、外人さんが日本人の実況を見て楽しいと思う人がいるのかどうかは、すこぶる興味があったりもします。
今後のゲーム実況は、実況者の増加により競争が激化する可能性も否定できません。各メーカー様におかれましては、増えていく実況者達と早くWin-Winの関係を構築していくよう期待したいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今週は、囲い込みとかそんな話が一番見られたようです。
:まぁ、どのメーカーも必死だってことはわかるよな。
:そりゃまぁ、商売だからね。自分達の生活がかかってるともなれば、必死になりますよ。というか、今必死にならずしていつ必死になるわけよ? ってな状況だとも言えるだろうし。……今応援したいゲームがあれば、是非応援してあげてほしいもんっすなぁ……。
:大作に限らず、中小メーカーのタイトルも頑張って欲しいもんなぁ……。
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