連載:気まぐれゲーム雑記 第625回:AAA級タイトルとそうじゃないタイトルの予算の差が大きくて、ピンと来るような来ないような話

気まぐれゲーム雑記
第625回:AAA級タイトルとそうじゃないタイトルの予算の差が大きくて、ピンと来るような来ないような話

どこでその差が生まれるのかは興味津々です

予算が多かれ少なかれ、面白楽しいモノを提供して欲しい

AZです。先日が祝日だったことに気づくのが遅すぎました。

それはそれとて、「Darksiders II」の開発費が5000万ドルで高額だったという話題が出ております。

その最高経営者Lars Wingefors氏が、THQが費やした『Darksiders II』の開発費は5000万ドルだったことを明かし、これはあまりに高額すぎたと語っている。

Lars Wingefors:

『Darksiders』は一流の製品だ。THQは『Darksiders II』に5000万ドルを費やした。我々なら、同じクオリティの製品をより低い開発費で生み出すことができる。5000万ドルなんて馬鹿げているよ。私にそんな余裕はない。

[引用元:Choke Pointさん]

要するに高すぎた、ということでしょうねぇ。

THQの一件は、最終的にオークションで売却されるという事で決着を見ることになりましたが、根本的に手広くやりすぎたという面は否定できません。Darksiders IIは決してAAA級タイトルとは言いがたいモノですが、それでも5000万ドルは高いというのはそういう水準だという事だというようにも感じます。

その一方で、AAA級タイトルとも言える「Destiny」は開発費が5億ドル(1ドル107円換算で535億円程度)で、それを1日で回収したと言われています。この開発費には、宣伝費用なども含まれているとは思いますが、それだけ初期投資できる海外の開発体制はスゴイと言わざるをえません。いやまぁ日本の場合、もう何年も作り続けているFF15はどうなのだろう? 的な話も出て来てしまうわけですが。

開発費が高騰しているという話題がでてくる中、ゲームの開発費がどの程度の水準ならば良いのかというのは作る作品や規模、知名度等々で大きく変化します。大手メーカーしか作れないモノもあれば、インディーゲームだからこそ作れるというモノがあるのも事実です。どの程度の規模で作るのかというのは、今の時代色々と難しいさじ加減が求められるのかもしれません。

とはいったところで、ゲームをする側にとってはゲームの開発費の問題はさほど重視されないでしょう。もちろん、開発費の問題は良い意味でも悪い意味でも話題を集めます。ですが、結局求められるのはそのゲームの中身です。開発費をかければ良いモノができるなんて道理はない(良いモノが作れる可能性は上がるかもしれませんが)わけですし、プレイヤーにとって「面白い」「楽しい」と思える作品がより一層増えていく事を期待したいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:「Darksiders II」の予算が5000万ドルで高すぎだ! ってな記事があったんだけど、そりゃまぁ規模次第って事なのかなぁとも思ったわけで。

しゃきーんさん:まぁ、AAA級タイトルにもなりゃもっと掛かると言われてるしな。

しょぼーんさん:いつの時代も、どれだけ金をかけたのかという話題は尽きないし、それもまぁ野次馬的な楽しみの一つかもしれんね。んでまぁ、面白かったり楽しければ言う事もなしということで。……作る側はお金の工面が大変そうだけど、ひたすらに頑張って欲しいもんっすなぁ。

しゃきーんさん:ま、金をかけてりゃそれ相応に見られちまうしな。上手くやりくりして欲しいもんだわ。

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しょぼーんさん

しゃきーんさん

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